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都内の縄文遺跡をめぐる① 下高井戸塚山遺跡/閑静な住宅街に違和感なく突如現れる竪穴住居

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・京王井の頭線 浜田山駅徒歩15分
・京王線 上北沢駅徒歩15分

都内で楽しめる縄文遺跡シリーズその1。下高井戸塚山遺跡に行ってきた。

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閑静な住宅街にひっそりと佇む公園。一見、とても普通の公園だ。実際のところ、ほとんどの人にとっては、ただの公園だろう。

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周りにはコンビニも自販機もない。そこまで広くないので、ピクニックには向かない。

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そして、油断していたら突如現れる竪穴住居跡。最初子供向けの砂場かと思った。見事に公園に溶け込んでいる!

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縄文時代中期の住居跡(複製)
この住居跡は、昭和60年度に実施された調査で発掘されたもので、長軸4.5m、短軸4m、深さ30cmで楕円形のやや小型の竪穴住居跡です。
住居の床には壁に沿って大きな主柱の穴があり、そのほか床や住居外部にも小さな穴が多数掘られています。また、ほぼ中央には炉がつくられ少量の焼けた土も見つかっています。

「複製」とはどう言うことだろう?他に跡地は見えなかったので、型だけ取って埋め戻したのだろうか?

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こちらもいきなり現れる竪穴住居の復元。とはいえ建物はコンクリートでできており、大きさと形の雰囲気を伝えるものにとどまっている。

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この大きさに3〜4人家族が住んでいたとのこと。日常的な道具が土器と狩猟道具しかないというのがめっちゃミニマルで素敵。自分は縄文人と比べてなんと荷物の多いことか。

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塚山遺跡の全体予想図。全盛期には50〜70人が暮らしていたと思われる。そこそこの規模の環状集落だ。確かに水源も近く、日当たりも良く暮らしやすそうだ。どれくらいの期間定住していたのだろうか。思いを馳せる。

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このためだけに出かけるには物足りないが、吉祥寺にお出かけの際にぶらり途中下車するにはもってこいの都内縄文遺跡。

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