VARGOのトライアドマルチフューエルアルコールストーブを一瞬で本燃焼させる
VARGOのトライアドマルチフューエルアルコールストーブT-305は、軽量かつとにかくカッコイイことでアルスト好きを悶えさせるギアだ。
うーん、渋い。。。かっこいい。。。たまらん。
しかし、このアルコールストーブは「風に弱く、本燃焼(二次燃焼)までめちゃくちゃ時間がかかる」というアルストとしては致命的な欠点がある。アルコールストーブは本燃焼しないと火力が弱く、いたずらにアルコールを消費してしまい、湯沸かしや調理が完了しないままアルコールが尽きてしまう。
このトライアドは本燃焼まで3分程度かかることもあり、アルコールストーブとしてはめちゃくちゃ使いづらい!
この致命的な欠点があるところ、グッと来ますね。
そもそも利便性を重視するのであればアルストなど使わず、ウインドマスター一択なので、わざわざアナログなアルストを使っている時点でこのレベルの不便さは織り込み済みだ。
結論:下から炙る
しかしこのたび、この致命的な欠点を軽やかに補える方法を見つけたので紹介したい。答えは、これだ。
百均で適当なティースプーンを買ってきたのだが、これじゃなくても空き缶のキャップなどでも問題ない。この小さな受け皿に、微量のアルコールを注ぎ、着火してトライアドの下から炙るのだ。これにより、周囲の温度が急速に高まることで一瞬で本燃焼に到達する。動画を見ていただきたい。
炙りはじめてから二次燃焼がはじまるまでわずが5秒。本当に一瞬で本燃焼する。感動。これでまたひとつこの不器用なギアに対する愛着が深まってしまった。