遅く起きた朝には。(奥高尾縦走)
今日は山に行きたいはずだった。
起きたら9:00。やはり昨日の深酒がよくなかったか。
冬に日帰り登山に行くには遅くとも7:00には起きなければならない。
今日は登山は無理か…
いや、行く!!
気合で飛び起き、昨夜よっぱらいながら用意した登山セットをチェックしながらソッコーでパッキングし、中央線に乗り込む。目的地は「藤野駅」。
そう、遅く起きた朝には「奥高尾縦走」がオススメなのだ。
奥高尾縦走(陣馬山854m・景信山727m・高尾山599m)
JR藤野駅から徒歩 20.6km
2020/2/23
・11:00 藤野駅
・11:24 陣馬山登山口
・12:43 陣馬山
・13:12 景信山
・15:49 小仏峠
・16:29 高尾山
・17:34 高尾山口駅
オススメコースは、陣馬山の最寄りの「JR藤野駅」で下車し、そこから陣馬山→景信山→小仏峠→高尾山頂→高尾山口の縦走だ。帰りに高尾山温泉に入れるし、1番いいのは「日が暮れてしまっても安全」ということだ。高尾山のメイン登山道は舗装されていて街灯もあるため、夜でも安全に歩けるのだ。ここがポイント。高尾山から陣馬山へと逆に行ってしまい、陣馬山からの下山で日が暮れてしまうとかなり怖い。
藤野駅に到着したときにはすでに11:00。普通の日帰り登山なら、11:00から開始などあり得ない遅さだが、今日のコースはこれでいい。時間差で空いてるだろうし。
のどかな田舎町を20分ほどテクテクと歩くと登山道に着く。
バスで登山口まで行く人も結構(というかほとんど)いるが、20分なら歩いたほうが絶対にいい。20分の差がシビアになる山でもないし。
24分で登山口に到着。
1番好きな栃谷コースを選択。
ここから、40分ほど山村を歩いてようやく本格的な登山道に到着する。
陣馬山コースはほぼ山村笑
ここですね。藤野駅から約1時間でようやく「登山道」に到着。
陣馬山へは、こんな感じでそこそこの上りを45分ぐらい。
富士山もくっきり!富士山の左には、大好き丹沢山系も。
売店が休業していたため、休憩もそこそこに景信山へ。
しかし、花粉症としてはやはりこの季節の登山はキツい。しかも低山はひたすら杉にさらされるため、自殺行為だ。もしかしたら大丈夫かな?と舐めていたが、やはりダメだった。。。僕も4月まで登山休業するか。。。
陣馬山から30分ぐらいで、景信山に到着。
個人的には、見晴らし、売店の充実度から陣馬山より景信山のほうが好きだ。
ここでようやくお昼タイム!
景信山の売店めっちゃ好きだ。
景信山は鬼滅の刃の時透無一郎の故郷らしい。知らんけど。
景信山の売店は、なぜかめっちゃワインが充実しているのだ!しかも2013年ビンテージ。スペインのCAVAも置いている本格派だ。この日はフランスのメルローをいただいた。美味しかった。
1時間ちょいまったり休憩し、高尾山に向けてスタート。
景信山から小仏峠の途中で、相模湖が見渡せる隠れ絶景ポイントあり。
景信山から30分ちょいで、小仏峠。
よくラジオの渋滞情報で聞く「小仏トンネル」は、まさにこの下を通っている。
なんて日だ!
丹沢山系の奥、西陽に霞む富士。これもいいですなあ。
小仏峠から40分で高尾山頂に到着!
服装がいきなりカジュアルになる登山客に溢れる山頂に到着すると、ふいに安堵感につつまれる。やはり、「山は危険で油断ならない」という本能が常に動作しているようだ。
あとは、薬王院を逆走しつつ、安全な登山道をテクテクと下る作業。
はい着きました。5時間20㎞のコースでした。
締めは高尾山温泉!いろんなお風呂があって、ここ好き。
あー今日も楽しかった。