キャンパーの聖地「黒崎の鼻」でソロキャンプ
「キャンパーの聖地」と呼ばれる神奈川県三浦海岸の「黒崎の鼻」でソロキャンプをしてきた。めっっっっっっっっっっっっちゃくちゃよかった!!!!!
調べると「とにかくアクセスが悪い」という情報が多かったが、個人的には悪いどころかめちゃくちゃ良い方だと感じた。この辺はオートキャンパーと山のぼりの感覚の違いがあるかもしれない。なにせ、キャンプ地までテントを担いで山道を5時間かけて登ったりするのが山のぼりだ。「交通の便が悪い」と聞くと、駅からバスで30分、そこから徒歩1時間とかを想像していた。
なんと三崎口駅から徒歩20分
なんと、驚きの駅から歩ける。バスで行こうと思ったのだが、近くにバス停がなく、最寄りのバス停からでも徒歩16分ぐらいかかる。Googleマップで調べたところむしろ三崎口から直接歩いてもほとんど変わらなかった。これは、バックパックキャンプが前提となっている山のぼりにとってはデコピンぐらいの距離。むしろ三浦海岸で1番アクセスがいい野営地では?と思った。
しかも15分ぐらいのところにカインズとヤオコーがある。
食材や水は持たずに三崎口まで行き、カインズで調達すればとても取り回しがいい。逆に、これ以外は周囲にコンビニも全くないので道中で買い物するならここしかない。
トイレ・水場はない
野営地につき、トイレも水場もない。ここが気軽に来れない理由でもあるが、テントを貼ってから鍵をかけてカインズまで歩けばいいので、個人的には全く問題ないと思った。
とにかく景色が最高
結構険しいやぶを突き進む必要があるので、長袖長ズボンが望ましい。山のぼりにとってはこれも想定内だが。
見てくださいこの絶景。晴れてれば丹沢や箱根、その奥の富士山までも見える。キャンパーのみならず、撮影地としてもよく使われるそうで、この日もウェディングの撮影やミュージックビデオと思われる撮影が行われていた。景色の写真だけを撮りに来ている人も多かった。
そしてこの日は運よくベスポジである最先端の芝生を陣取れたのだが、人気地だけあって結構ソロキャンパーが他にも来ており、早い者勝ちとなっている。しかし、この場所が取れなくても手前や海岸にも張れる場所があるので、無駄足にはならない。ベスポジが取れなくてもいい場所が他にもあって場所に困ることはないので安心して来れるところもいい。
とにかく芝生が最高。今まで岩場や砂浜にしか張ったことがなかったので、芝生の素晴らしさを初めて味わったのだが、最高。柔らかいし平らだし荷物を直おきしても汚れないし寝転がれるしペグも打ちやすい。本当に最高。
景色とコンディションを堪能しながら、張ります
黄昏の海に映えるMSR、最高。潮風も涼しく気持ちいい。ワインを飲みながら1時間ぐらいかけてじっくりと設営した。設営をここまでじっくり楽しみながら行ったのも初めて。
テントに時間をかけすぎて、メシ食う時は真っ暗。メシ食ったらさっさと寝る。寝袋もってこなかったのだが0時あたりからだいぶ冷えた。ダウンジャケットで凌いだけど、もう少し防寒具が必要だったな。
翌朝は5時に起き、ゆっくりと8時に撤収完了。駅まで歩いて8:30、そこから特急で東京まで2時間。家について片付けや洗い物を行ってもまだ午前中だった。そして昼寝をしてこのブログを書いている。時間が濃密だ。最高の休日、最高のソロキャンプ。絶対にまた来たいが真夏は暑すぎて無理かもしれない。どうだろう?
テントはMSRのエリクサー2。山に持っていくには少し重いけど、ソロキャンプには堅牢で広くて居住性が高くて最高のテントだ。
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