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僕の冒険🪓🌴

僕は今日も何気なく平和な日々を過ごしている。そんな事に感謝しながら今日も寝る。朝、僕はいつも通りにご飯を食べ、学校hって、待って…ぼ。僕どうなってる!?僕の後ろになんか羽を生やした変なやつがついてる。
「びっくりした?うちは娘々。よろしくね。あっ!そう。これから君に取り憑くよ!でも安心して!みんなからは見えないから〜」
「h…!?ふぇっ?」
正直急すぎて理解できなかった。全然こっちのこと考えてないな…僕はあのあと、あんな事になるなんて考えてなかった。まさか、娘々に感謝する日が来るとは…でも、時間は待ってくれなかった。しかも僕は学校で『不思議少年』と言われるようになった。もともと僕は全てにおいて平均だったのに今はパーフェクト!理由は考えるまでもない。娘々のおかげだ。学校では成績優秀、運動神経も抜群で、整理整頓もできるし、料理もできる!完全無欠ってわけだ。そして唯一誰にも話していないことが僕にはある。それは僕が魔法を使えるということ。でも今日は僕の大好きな『冒険の日』冒険の日はテレビ番組じゃなくて、いろんなところを冒険すること。今日の目的地は学校の裏にある鬼山だよ!最近、学校でも人気になってて、名前以外は最高な場所なんだ!僕みたいな冒険好きにはたまらないところ。僕の家からはとても近いところにあるから小さい時はパパを連れて山に登ってたなぁ〜でも、そのおかげで体力がついたんだよね。僕、小さい時は運動神経がめちゃめちゃ悪かったんだよね〜絶対転んじゃうんだ。でも今日は違う。魔法が使えるようになったから立ち入り禁止のところにも行けちゃう。昔は怖くて行けなかっけど、今はもう行けるようになったんだよね!一っ飛び!って言いたいけど、まぁ、冒険とはちょっとかけ離れた生き方だよね。だって冒険は歩いていろんなものを見つけて冒険だもん。到着した!看板があるな。
{ようこそ鬼山へ。ここは名前の通り鬼が出る。ゲームの世界と同じだ。この看板が見えた才能のあるお主にはこの剣を授けよう。私ことラスボスは山の天辺で待っている。他の鬼にやられてしまったら本当に死んでしまう。覚悟を持って挑むように。}
まじか…でも、僕には娘々もついているし、魔法も使えるから…ダイジョウブダヨネ…
ゴーン🪨💥
「わっっっっっっっ」
鬼だ…どっちかというとゴツい系の鬼だな…倒すのにはちょっと力入れた方が良さそう…
「おりゃっ!」
「一発だ!この剣、といい、娘々の力といい…すごいな…」
〜30分後🦤〜
どの鬼でも簡単に倒せる!僕って、最強!?ここか…ラスボスのいるところ…
「鬼羅だ。よろしくたのむっ!」
なんか今までの鬼と違うオーラを感じる…
一回切りかかるか…
「っ!」
効かない。そのあと色々確かめたがほとんど効かず…ついに僕の体力の限界が来たその時…死んだはずのパパとママが!二人はラスボスを切って倒してくれた。ありがとう。僕は心の中で何回も呟いた。心を込めて。鬼が灰になった…疲れたなぁ
「よかったね。紺太」
「えっ!?娘々!?」
娘々が行っちゃった…
〜家にて〜
「ただいま〜」
「「おかえり〜」」 
えっ!?ママ、パパ!死んだはずじゃ…
「あなたのおかげよ。紺太」
「えっ!?」
「そうだ。紺太俺たちはな、お前が倒した鬼羅に殺された。だがお前が倒したことでその呪いが解け、俺たちが復活したということだ。」
「そっか…ママ、パパ、おかえり!」


        (完)


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