人と仕事の話

人間には三大欲求と言われるものがある。

「食欲」「睡眠欲」「性欲」

これらは欲求と言われるものの、人類というか動物そのものが繁栄していく中で必要不可欠であるものである。

健全な精神は健全な肉体に宿ると言われているが、その健全な肉体を作るためにも先の2つは必須であり、人類の文明がここまで発達したのは子孫を残す動物的本能の為である。

欲求と言われてはいるが、これは人類が動物であると言うことの本質そのものだと思う。

ふと思った事がある。

人は何のために生きているのだろう

人類は地球上の生物の中で唯一近代的な文明を作り上げている。
そのため、生活するためにはお金が必要になる。労働に見合った対価として賃金を手に入れる事で生活をする事ができる。
日本国の三大義務として「勤労の義務」というのが存在するのはご存知の通りだ。

学生時代の教授がこんなことを言っていた。

「人はなぜ働くのか。それは美味しいご飯を食べるためだ。」

なるほど。一理ある。
実際お金さえあれば良いご飯を食べる事ができるし、良い女を抱く事ができる。
しかしながら、お金を稼ぐためにはそれに見合った労働が必要なのだ。
働くほどにお金を得る事ができる一方で、自分の睡眠時間は働かない場合に比べると減ると言う事だ。

先にも述べたが、「健全な精神は健全な肉体に宿る」のだ。
つまりは三大欲求と言われる、人類が動物であるという本質の為には睡眠も必要なものである。

ニートになってからよく言われる。
「生きる為に働け」とか「働く事でようやく生きる事ができる」とか
働く事と生きる事は切っても切り離せない。

働く事で精神を病むのはおかしな事なのだろうか。
ワークライフバランスなんてよく言ったものだ。

人生に労働が横並びするのはおかしいだろ。

労働はクソだ。
今日もまた書類選考の不採用通知を眺めながらそんな事を考えていた。

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