改めて自己紹介
講演会に参加して来てくださった皆さん、SNSから私を知って来てくださった皆さん、ありがとうございます。植咲えみです。
改めて自己紹介をしたいと思います。
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植咲えみ(うえさき えみ 終活ライフケアプランナー)
高齢者を専門とする理学療法士として15年間病院や在宅で働き、その後高齢者福祉を扱う行政機関において4年間在職。2019年より終活の講演を行い参加者はのべ1000人を超える。現在は「元気な終活」という終活メディアの運営と、終活相談やエンディングノートの書き方の講演会を中心に活動中。
理想的な老後とは何なのか
高齢者を専門に働く中で、いわゆる「老後」と言われる時期をどうしたら幸せに、豊かに過ごせるかということに私は強い関心を持ちました。というのも、実際に数多くの家庭を見てきて、お金で困る家庭、介護に困る家庭、住まいに困る家庭、遺産で揉める家庭、兄弟が揉める様子を目の当たりにすることも珍しくなかったからです。また一人暮らしの高齢者も多くなり、頼れる親族がいない状況の困難さというのも実感しました。
理想的な老後とは一体何なのか・・・。健康であること、お金に不安がないこと、家族がいること、人とのつながりがあること、安心安全な住まいがあること、豊かな地域の資源があること、生きがいを持てることなど、何を大切にしたいかは人それぞれだとしても、元気な時に少しだけ将来のことを考えてみることが、自分が納得した老後を送るために、さらには家族の未来を守るために重要なのではないかと思ったのでした。それを叶える1つの手段がエンディングノートだったのです。
きっかけはアルツハイマーの祖父
「老後」に関心を持った一番最初のきっかけは、アルツハイマーの祖父の存在だったと思います。残念ながら自宅での介護には限界があり、施設で亡くなりました。亡くなって初めて、私は祖父自身のことも、祖父の想いも知らなかったなぁ、そう思ったのです。「もっと話を聞いてあげればよかった・・・」そんな後悔を胸に抱きつつ、私は理学療法士になりました。
リハビリの仕事では、患者さんとマンツーマンで1日約1時間、数ヶ月に渡って治療をします。毎日顔を合わせ、その人の生い立ちや現状の生活、これからの希望を聞き、一緒にどうしていくかプランを立てます。病気や怪我だけでなく、じっくりと耳を傾け人に向き合う、そんな仕事でした。家族にも話せない本音を打ち明けてくれる方もいました。
ただし、大きな病気をしたり怪我をした後、自分自身の希望を伝えることができない方もいましたし、本人に代わって家族が決めるのはそれはそれで相当に大変なことなのだと感じました。だから私は、元気なときに自分の希望を伝えておくことの重要性に気づいてもらいたかったのです。
エンディングノートは手に入れてからがスタート
エンディングノートを手に入れる人は増えてきましたが、実際に書き上げることができる人はまだまだ少ない状況にあります。それは多くの企業や自治体が配って終わりだからです。「自分で考えておいて」と言っていくら配っても、実際に書きあげられる人がなかなかいないという問題がありました。エンディングノートは手に入れてからがスタートなのです。単発の講演会で伝えられることには限界があり、最期まで書き上げられたかどうかを見届けることができませんでした。
今回、noteという形でエンディングノートを書きたい方に丁寧に情報をお届けするためにメンバーシップを作らせていただきました。老後の不安を解消し、終活を楽しみながら、みんなでノートを完成させましょう!!
改めまして、フォローありがとうございます!
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今後ともよろしくお願いします!