沼ちゃんとぼくとラジオ
毎週楽しみにしていることがある。
『さくらひなたロッチの伸びしろラジオ』、通称『のびらじ』だ。
曜日感覚もへったくれもない仕事の自分がそれを調整できる場所であり、
毎週の癒しとしてとても楽しみにしている。
週末になれば出演メンバーが発表され、そしてメールの募集がかかる。
土日で人の少ない早朝の電車で一人、メールの内容を考えて投稿する。そんなルーティンを過ごしている。
そんな程度には生活に欠かせない番組だ。
そしてその番組が大きな変革を迎えようとしている。
先週は日向坂46の山口陽世ちゃんが番組から卒業することが発表された。
まさか、と思ったがそんな予感だけは当たるものだと思った。
今日の放送で大沼晶保ちゃんも卒業するのだ、と発表された。
沼ちゃんが番組を去る。寂しい。あまりにも寂しい。
わずか一年の、それも毎週ではない出番。でも、思い出は山のようにある。
幸いなことに色々な番組にメールを投稿している中で、のびらじは特に採用してくれることが多い番組だ。本当にありがたい。
で、その度に思い出は増えていくことになる。どれもこれも大切な記憶だ。
そしてその思い出をミーグリで共有する。これも含めて楽しい時間なのだ。
「順番来るまでのびらじにメール書いてたんだよ~」なんて話をしたこともある。翌日の放送で採用された時は驚いたものだ。
何よりもいまだに鮮明に覚えている一言がある。
「嬉しいことを書いてくれるから、読みたくなるんだ」
この一言が今の自分を作ってくれたような気がした。
文才もないし、センスと言うものとは無縁の人生。でも、のびらじを通じてそう思ってくれたことに強い衝撃を受けた。
不思議とそれ以降からメールの採用率が至る所で上がったような気がする。その気にさせるのだから、推しの力はすごい。
何度も書いていることで申し訳ないが、
「推しのいる場所を盛り上げるためにメールで力になりたい」
という気持ちでメールを書いている。
それを叶える力をググっと上げてくれたのだ。
推しのための気持ちを推しに高めてもらう。なんだか不思議だがそれが事実だ。
と、本当にいろんな思い出ができた時間を過ごしてきた。
でも、それは来週でラストだ。番組は終わらなくても区切りを迎える。
同じようでいつもと違う。そんな日常が月末から始まる。
まずは来週、いつも通りだけど加えて感謝を込めて番組を聴き、メールを送り、タグをつけてツイートする。
どんな時間になるか、寂しくはあるが少し楽しみな自分もいる。
矛盾しているようだが、いつも楽しみにしている番組だもの。そりゃ楽しみだ。
そしてミーグリで最大級の労いをしてあげたい。本当に感謝しかないから。
1年間の集大成、どんなことになるだろう。やっぱり寂しいけど楽しみだ。