
『パシフィック・リム:アップライジング』ギークで孤独な女子をボイエガ君が救う!
映画鑑賞メモ
原題:Pacific Rim: Uprising ★★★☆☆3.5
ビジュアル等々は引き継いでいながら、“これは『パシリム』というか、むしろ…”という思いも終始あり、
エンドロールで、「そうか、これは『パワーレンジャー』であっさりしていたロボパートの、しかも日本でいう劇場版並のスペシャルVer.」と思い至って、納得。
幼少期は兄弟と、大人になってからは息子と見ていた特撮歴に照らし、KAIJUとの決戦の地はTOKYO,JAPANの大都会の街並であることもあって、そう感じました。
新田真剣佑はじめ人種的に幅広く、若い子が多くて、
ギークな女子たちが強いのも、とてもよい。
「女子はSFや特撮を見ない」という思い込みはもうそろそろ捨てましょう。
ただ、パイロット2人の脳が繋がってドリフトする点で、ジョン・ボイエガくんと天才少女ケイリー・スピーニー(逸材発見!)だけでなく、ほかの人たちのユニオン具合ももうちょっと見たかったような…。
まっけんとか。まっけんとか。
父子関係の呪縛を描いた『スター・ウォーズ』的な要素もある中で
有名人を父に持つスコットやまっけんの出演とともに、
父のペントコスト司令官(イドリス・エルバ)がかつて森マコ(芦田愛菜→菊地凛子)にしたように、
両親や全てを失った孤独な少女を息子ボイエガ君が、導き、居場所を与えていったことが胸熱でした。