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2018年映画ベスト10 プラスα
2018年映画ベスト10を考えてみました。順位ではなくベストと思う10本。次点もそれほど変わりなかったりします。サントラベストと海外ドラマも出しました。
●『スリー・ビルボード』赦しや優しさは連鎖・伝播していく(その逆もまたしかり)。そんな今日的テーマで周到に作り込み、巧みな俳優たちで力強く描き出した人間愛に溢れた傑作。
●『君の名前で僕を呼んで』ティモシー・シャラメという奇跡のものすごさを、ラストシーンで確信しました。
●『レディ・バード』おそらく沁みない人には1ミリも沁みない、沁みる人には全方位で沁みまくる、そんな1本。グレタだから、ついていく。
●『ROMA/ローマ』A・キュアロンは映画として作っているので、映画としてカウントします。この映像と音は確かにスクリーンで観たかったけれど。描かれるストーリーはこれまた最も身近な人間愛。
●『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』超学歴社会と経済格差について、その現実を壮大なカンニングを通してエンタメとして描きました。女子を不合格にする最高学府の方々もぜひご覧になってみてください。
●『ブラックパンサー』マーベルだよ、スーパーヒーロー映画だよ、ここにある歴史的、文化的、民族的リスペクトたるや。「分断の世に賢者は橋を架け、愚者は壁を作る」そんな陛下に惚れました。ワカンダ・フォーエバー!
●『ボヘミアン・ラプソディ』楽曲のパワー、人物そのもののパワー、キャストのパワーが化学反応を起こした。「クイーン」のブライアン・メイが「この映画はフレディの肖像画」とインタビューで語った言葉が腑に落ちます。
●『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』夢の国のすぐ隣に広がるリアル。『万引き家族』の1歩手前なのかもしれないが、この母はこの子を絶対に捨てたりしないのではないか、という不思議な確信がありました。
●『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』そうか、このシリーズではそこを描いてくれるのかと気づいたら、もう興奮が止まりません。次作は2020年!
●『パディントン2』試写に伺えないまま、公開日に観たら抜群に楽しくて、優しくて。あまりの多幸感に翌日もつい観に行ってしまった唯一の映画。ヒュー・グラント様
<次点>
●アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
●ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
●ウインド・リバー
●search/サーチ
●シェイプ・オブ・ウォーター
●万引き家族
●日日是好日
●モリのいる場所
●レディ・プレイヤー1
●アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
●ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
●ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
●ピッチ・パーフェクト ラストステージ
●ワンダー 君は太陽
●アナイアレイション 全滅領域
●カメラを止めるな!
<サウンドトラック ベスト10>
●ボヘミアン・ラプソディ
●グレイテスト・ショーマン
●アリー/ スター誕生
●ブラックパンサー
●ピッチ・パーフェクト ラストステージ
●レディ・プレイヤー1
●スリー・ビルボード
●シェイプ・オブ・ウォーター
●オーシャンズ8
●君の名前で僕を呼んで
<海外ドラマ ベスト5>
●「ベター・コール・ソウル」S4 Netflix
●「マーベラス・ミセス・メイゼル」S2 Amazon
●「ボディガード -守るべき者-」Netflix
●「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」S2 Hulu
●「ウエストワールド」S2 スターチャンネル
【特別枠】クィア・アイ Netflix
※今年は追えた本数が少なかったのでこれだけ。「マーベラス・ミセス・メイゼル」は本当に楽しいですし、「ベター・コール・ソウル」最終話には鳥肌が立ちました。
2019年は「ゲーム・オブ・スローンズ」が最終章
「ベター・コール・ソウル」完結?
MCUも一区切り
ディズニー「スター・ウォーズ」3部作が完結
ロスのフライングです、今からもドキドキしています。果たしてどうなるでしょうか?
読んでいただき、ありがとうございました。
良いお年を~!