『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』真の物語は、ここから始まる 11/23(金・祝)~公開
原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald ★★★★★
「ハリー・ポッター」から連なる魔法ワールドははるかにパワーアップ。
しかし、いっそうダークに。
友情に恋愛、兄弟愛、師弟愛、さまざまな絆が試されます。
唯一無二の魔法ファンタジーにすぐさま没入
今回もあっという間に、この世界に入り込めます。
それって本当にすごいことで。
現実とのボーダーをひょいと超えて魔法ファンタジーに誘うかと思えば、すぐさま現実世界にも十分に思い当たる(思い当たりすぎる)、危うい思想が展開します。
とにかく放心…。
例えていうなれば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見たときに近い感覚ですね。
ネタバレ厳禁。
できれば、踏まないうちに公開初日~早めに観ていただくことをおすすめします。
『ファンタビ』物語の神髄はここから始まる
また、映画の『ハリー・ポッターと死の秘宝』でがっつりとカットされてしまったダンブルドアの過去に迫っている点もポイント。
若かりし日のダンブルドアを演じるジュード・ロウ、観れば観るほどハマリ役かもしれません。影があって、気品と色気があって、もちろん茶目っ気やユーモアもたっぷり。
『ファンタビ』とは、いかにして、あのダンブルドアになったのかを巡る旅でもあるようです。
もちろん彼と対になる存在であり、『ファンタビ』のもう1人の主役、黒い魔法使いグリンデルバルドを演じるジョニー・デップも素晴らしい、圧倒的。やはり彼は、悪役をとても楽しそうに演じるんです。演じがいがある役だと思いますよ、今回のは特に。
グリンデルバルドの狡猾さには、あ然となります・・・。
なお個人的に推したいのは、ニュート(エディ・レッドメイン)の兄、テセウス・スキャマンダーを演じているカラム・ターナー氏です。
魔法動物のために世界中を飛び回るので、何かと魔法省ににらまれ、ダンブルドアにはいいようにこき使われる(?)そんな弟とはまるで似ていない、
生真面目で正義感にあふれる闇祓い(闇の魔法を取り締まります)。
実際は彼のほうがエディよりも8歳年下なのですが、このスキャマンダー兄弟がとても好きです。みなさんもどうぞ愛してやってください。
いずれにしても、真の『ファンタビ』はここから始まる といっても過言ではありません。
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