「子供の科学2022年4月号」の記事情報が古くなっていたので修正してみる
Twitterで「大人の科学2020年4月号」にMinecraftのRaspberry Pi版(Minecraft Pi)のサバイバルモードが簡単にできるようになるパッケージがあるという情報を得たので、購入して試してみました。
Minecraft Piは基本はクリエーションモードだけがえきるという機能限定版のようなものなのですが、
紹介されていたMinecraft Pi Rebornパッケージを使用することで容易にサバイバルモードのプレイも可能になるというものでした。
記事の情報が古くなっていた
ただ、残念なことに発売されてすぐにパッケージ形式が変わったようで、インストール・動作方法に関しては全く情報が変わっていました。(紙面で紹介されているバージョンの次から変更になっていて筆者のかたは涙目だろうなあと想像)
ただ、この変更によってインストールは不要となり、若干の設定変更で一般ユーザも動作が可能になった点はよかったのかなと思います。
修正した作業の手順
作業の手順は以下のようになります。
パッケージファイルのダウンロード(拡張子がdebからAppImageに変更)
ダウンロードしたファイルの実行権限を変更(コマンドラインならchmod a+x パッケージファイル)
パッケージファイルを直接実行(GUIなのでX上でマウス左ボタンのダブルクリックでもOK)
パッケージのインストールとなるとsudoやdpkgなどの知識が必要だったりしますが、今回の作業は一般ユーザでGUIでも操作できるレベルになっていますので、わかりやすいです。また、ライブラリの依存性なども考慮されているので、依存関係のトラブルも発生しにくくなると思います。
1.パッケージファイルのダウンロード
以下のURLからダウンロード
2.ダウンロードしたファイルの実行権限を変更
GUIを使用して実行権限を変更する様子
3.パッケージファイルを直接実行
おわりに
書籍・雑誌媒体とソフトウエアのバージョンの関係は非常に相性が難しいなと思います。圧倒的にスピードが異なるので致し方ないとは思いますが、「校了したぜー」というタイミングでGUIが大幅に変わりましたなんてAWSなどを見ていると執筆者の方もドキドキしているにちがいないと思います。変わるぐらいならまだましで、その項目がなくなったりすると軽く命がなくなりそうです。
もしかしたら、この部分に課題解決のアプローチをすると新しいビジネスの芽があるのかも?🌱