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オールドPCにストレージを追加する

先日、オールドPCにLinux(Ubuntu)をインストールして、再生を行っていきました。

旧型のCeleronの搭載されたCPUなのでそこまでのパフォーマンスがでないかなと思ったのですが、軽い実験をするには十分。こちらのPCはOS実験用に使用していこうと思っています。

このPC裏蓋を外してみると2.5インチのSATAストレージが使用できる他に別途ストレージを追加できるコネクタもありました。折角の実験用のPCなのでこちらを増設して、デュアルブートができる環境を作ると便利かもと思ってチャレンジをしてみました。

ストレージのコネクタ

ストレージを接続するコネクタはこんな風になっていました。

コネクタ部

基板のシルク印刷にはmSATA3Gと記載がありました。これまではSATAのコネクタを使用していることが多かったので、手持ちの機材では揃えることができない状況。そこで新規でストレージを購入することになるのですが、テスト用途なので、ごく小さいもので問題ないです。120G以下・・・個人的には60G程度で十分かな。また、オールドPC仕様なので壊れることも覚悟し、ジャンク品を使用することにします。

ストレージ購入

ジャンクストレージとなると自分のエリアで購入できる実店舗としては、パウさんと佐古前装備さんがあります。その他にも中古店は存在していますが、そういった店舗では流通しているものが多いと購入確率があがるわけですが、mSATAなどは流通量があまりないデバイスのため、今回はジャンクのお店からの購入しました。

mSATAだったので以下を購入してしてきました。32GBという小容量でしたが、1000円で使用時間が11時間となっているので、PC購入したあと即入れ替えたようなものですね。かなりお買い得でした。

mSATA 32GB

ストレージ接続

ストレージの購入をしたので早速接続してみようと思ったのですが…

ギャー

悲しい…

mSATAのストレージを接続しようとしたところ…このような状況に。実は、このコネクタ形状はm.2コネクタでした。mSATAm.2のコネクタ形状はピン数がちがうので当然挿さりません。

さようなら僕の1000円、君のことは忘れない…シルクに変なこと書かないで…

改めてストレージ購入

コネクタ形状が異なっていたので、改めてストレージの購入をしてみます。このときmSATAストレージをm.2に変換するコネクタも購入できそうでしたが、変換コネクタも1000円ぐらいしますので、ストレージを買っても差はあまりないかなと思いました。

m.2のストレージに関して

m.2接続のストレージにも種類があります。

  • NVMe

  • SATA

コネクタ形状は同じですが、コネクタ内の切り欠き位置が異なっていたり、転送スピードが異なるので購入時には気をつける必要があります。今回のオールドPCはm.2SATAストレージのようです。最近はNVMeのものが多く、SATAはもう時代遅れのようです。

今回は佐古前装備さんでリベンジ購入しました。128GBで1700円でした。

m.2 SATA 128G

再度ストレージ接続

ようやく、ストレージが準備できたので、PCに接続します。PCのコネクタ側の物理的な切り欠きが1箇所なのに、ストレージ側の切り欠きが2箇所あるのが不思議でしたが、そういうものなのだそうです(謎)切り欠きで接続するデバイス機能の選択ができるようになっているとのこと。

これでようやく接続ができました。

接続成功!

m.2のストレージでは接続にネジが必要になりますが、PC本体側にあったので助かりました。(このネジ・ネジ穴をみればm.2接続なのは明確だったようです)

おわりに

ようやく、オールドPCにストレージを追加ができました。かかった費用は2700円、新品のm.2 SATAをこのぐらいで買うと倍ぐらいの容量を購入できたのですが、致し方ない。

現在、購入したストレージにはChromeOS Flexをインストールして以下のようなデュアルブート環境を構築しています。

  • ポート1…ChromeOS Flex

  • ポート2…Ubuntu22.04 LTS

ChromeOS Flexをデュアルブートで導入する際には、またトラブルがありましたが、それはまた別の機会に。

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