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Windowsの「ペイント」と「Snipping Tool」の機能が追加されて便利になった💪
以前からあったWindowsのデフォルトツールがWindows11になって少し機能が追加されたということもあってちょっと調べてみたら、思っていた以上に便利だったので、ちょっとメモ。
ペイント
ペイントはWindowsの古の時代からあるお絵かきツールでしたが、バージョンアップで切り抜き機能やレイヤー機能が増えていました。Microsoft Officeにも切り抜き機能はかなり前からあったのですが、要約ペイントにもその機能がやってきたという朗報。
今回使用したペイントのバージョンは以下のものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470340799-nKy92y0yjZ.png)
ではペイントを起動します。スタートメニューなどにすでに登録はされていると思いますので、アイコンをクリックして起動します。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470404762-n4hOMlQDeX.png)
適当に画像を読み込ませて、背景削除ボタンをクリックすると…
![](https://assets.st-note.com/img/1719470511381-gPOM6ow94Y.png?width=1200)
背景を認識して、猫の部分だけを残してくれました。実は白く見えているところは透明になっています。エッジ部分の毛の部分はそこまでの品質にはなっていませんが、そこまでのレベルの編集をしなくても良いところなんていっぱいあるので、これでもかなり助かります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470631769-CrvtYEzmMv.png?width=1200)
人間ができるのは当然だと思っていたので猫画像でもうまくやってくれるとは思いませんでした。では、数人人間がいる画像でもやってみると…
![](https://assets.st-note.com/img/1719470810584-j4PQpEwpvr.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719470810630-TFqlFNgIob.png?width=1200)
数人いても、それなりには処理をしてくれました。人の姿だけではなく、机の上も残してくれている点、侮れません。
うまくいくことばかりじゃありません。うまくいかないことだって普通にあります。下の亀の画像は処理を行うと…
![](https://assets.st-note.com/img/1719470923011-FelWCl6ldu.png?width=1200)
かなりいい線まで言っているのですが、溝の部分が残ってしまいました。色合いが似ているとこういうこともあります。ですが、消しゴムツールがあればササッと修正できるレベルです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470923054-mrnKNhWQpu.png?width=1200)
下の女性の写真もほぼいい感じなのですが、腰のあたりが服の一部だと思われたようです。こちらも消してもいいですし、画像を移動させて範囲外にもっていうことでもうまく生きそうですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470923051-n2WhfwUePs.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719470923045-GzPEbY8X8Q.png?width=1200)
この切り抜き機能とレイヤー機能を使用すれば以下のような画像も簡単に作成できますね。ライティングがおかしいのは仕方ないですけど…
![](https://assets.st-note.com/img/1719471219932-n39yigC53t.png)
ペイント機能のレイヤーはレイヤー情報を保存する形式を持っていないので、編集は一回ポッキリというのが潔すぎて微妙なときもありますが、本格的なツールがなくてもできるという点では助かります。
Snipping Tool
2つ目のツールはSnipping Toolです。比較的に最近なイメージのあったSnipping ToolにはOCR機能がついていました。OCR(Optical Character Recognition)は画像内に含まれる文字認識です。
今回使用しているのは以下のバージョンです。こちらよりも新しいバージョンであれば問題なく使用できるでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719471560999-WaSUuCyRXt.png)
Snipping Toolはスタートメニューなどにも登録していないことがほとんどだと思うので、検索から【Snipping】など入力を行うことで候補があがってくるのでそれを起動するか、ショートカットキーである【PrintScreen】(Windows11では動作が変わりました)や【田】+【Shift】+【s】を押下することで起動出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719471691655-ZStN4VfkjC.png?width=1200)
例えば、起動後にWeb画面をキャプチャして、
![](https://assets.st-note.com/img/1719471878224-zxj4HjWWs7.png?width=1200)
画像を取り込んだ後に下にある【テキストアクション】ボタンを押す(ボタンの位置はウインドウサイズによって変化するようです)と
![](https://assets.st-note.com/img/1719472020337-P57hLKR5ui.png?width=1200)
画像内に文字のある部分だけを認識してくれます。画面上の【すべてのテキストをコピーする】ボタンを押せば、
![](https://assets.st-note.com/img/1719471878208-4QJBSdhZ83.png?width=1200)
認識されたすべての文字がクリップボードに格納され、ペーストするとテキスト情報を使用できます。結果は微妙な部分もありますが、それなりの結果がでます。画像を見ながら、そのまま文字を打ち込むという負担もかなり軽減できるかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1719471878261-LQhfSIDuC9.png?width=1200)
全体以外にも一部だけのコピーもできます。どちらかというとこちらのほうが使う可能性が高そう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719472387916-m5SEirR2ys.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719472407051-Kkrj1ne2sB.png?width=1200)
まあ便利!WebサービスなどでOCR機能を持ったものへアクセスしてもいいのですが、デフォルトの機能で解決できるなら、こちらを選択肢にするのも十分ありかなと思います。
おわりに
今回はこれまで使用していたWindows11のデフォルトアプリが知らない間に進化していたので、どういう感じなのかを体験してみた形です。
個人的にはまあ、使う場面はそこそこあるかなという印象でしょうか👀。もちろんプロスペックのツールを使用すればもっと高品質な結果が得られると思いますが、デフォルトでもある程度できるというのはかなり助かる場面も多いかなと。