FSD(女性性機能障害)になりました。(その4)
※これには性的表現が多く含まれてるので、ご注意下さい m(u u)m
「碧いうさぎ ずっと待ってる 独りきりで 震えながら
淋し過ぎて 死んでしまうわ 早く温めて欲しい」
↑ この歌、心に染み付いて離れないのよね。
私は「普通」の女で、こんなに長く遠距離恋愛続けられるなんて、
自分でも信じられません。
あの昔の有名な高倉健さんと倍賞千恵子さんの映画の「幸福の黄色いハンカチ」に出てくる女性は、男性の頭の中の「夢」であって、
現実には存在しない女性です。
私は「普通」の女です。
元々遠距離恋愛には耐えられないタイプなんです。
何で愛する人が、いつも遠距離恋愛になるのか?、そういう運命なのか?、仏教的意味の「業(ごう)」なのか?、理解できません。
でも、愛する人と遠距離恋愛になったしまってたから、それを続けてるだけです。
そこで、「普通」の大多数の女性は降ります。遠距離恋愛とか耐えられないと、交際を止めるんです。
私みたいな女性、聞いたこともありませんでした。
私のパートナー☆は、遠距離恋愛というかそういう事実婚のことを20年ぐらい見てるから、それが「基準」になって、
「普通の女性」、「大多数の女性」のことが、理解できないのかもしれませんね。
私は、「普通」の「大多数」の女なんです。
31年間お付き合いした元彼は、確かに「全身全霊の愛」でしたし、私も「全身全霊の愛」でした。
しかし、私が欲しかったのは、いつも私の「ささやかな日常」「ささやかな幸せ」を支えてくれる、与えてくれる愛だったんだと思います。
「全身全霊の愛」で愛し合っても、すぐに「終わり」。
「碧いうさぎ ずっと待ってる 独りきりで震えながら
淋し過ぎて死んでしまうわ 早く温めて欲しい」でした。
元彼に「独りぼっちで寂しい」と訴えても、「本当の独りぼっちとは何か」と、元彼からお説教が始まります。
確かに、元彼は複雑な家庭で育ち、出生の秘密もある。
でも、私はそういうことと、私の「独りぼっちで寂しい」を、同じ話として扱って欲しくなかった。
その元彼の「独りぼっち」を「基準」にしたら、
私の元彼へ対する「独りぼっち」の気持ちなんて、風に吹き飛ぶ木の葉のようなものです。
そうやって、私は長年「放置」という「我慢」や「優しい暴力」を強いられてきたんです。
でも、私は、「ささやかな日常」「ささやかな幸せ」を大切にしてくれる人を求めてました。
でも、元彼がそれを叶えてくれることは、最後までありませんでした。
途中から、パートナー☆とのお付き合いが始まります。
最初は「恩返しの鶴」だったけど、私は少しずつパートナー☆のことを愛するようになりました。
でもまた、「遠距離恋愛」の人でした。
パートナー☆は、私と大喧嘩をした時、私には遥かにたくさんの時間を使ってると、メールしてきましたが、
それって、根本的に間違ってるんです。
遠距離恋愛に成功してるというかほぼ事実婚の例を「基準」にしてるから、
パートナー☆は、他の多くの一般的な遠距離恋愛との違いが、わからないんですよ。