きもの文化検定勉強vol. 20(重要無形文化財)
☆今日覚えたポイント
先日上げた伝統的工芸品と近い概念が重要無形文化財です。伝統的工芸品は経済産業省の管轄であるのに対し重要無形文化財は文化庁の管轄になります。
重要無形文化財にはおおまかに分けて各個認定と保護団体認定の2種類があります。各個認定はいわゆる人間国宝のことで、保護団体認定は工芸技術を継承する団体に贈られるものです。
保護団体認定の認定の方式は
芸能または工芸技術の性格上個人的特色が薄く,かつ,当該芸能または工芸技術を保持する者が多数いる場合において,これらの者が主たる構成員となっている団体
(文化HPより)
現在保護団体認定されているのは、小千谷縮・越後上布 、伊勢型紙、喜如嘉の芭蕉布 、久米島紬 、久留米絣、宮古上布 、結城紬の7団体。細かい要件も覚えたいところです。
参考:
文化庁HP
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/mukei/
国指定文化財等データベース
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/index