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クリスマスの朝は夢の中でキムタクとデート

「めっちゃ汗かいてるけどどうしたの!?」と、目が覚めてすぐ、旦那に声をかけられた。

『(汗がぐっしょり…)
そりゃ、汗かくよー。夢の中で木村拓哉氏と買い物デートしてたんだもん!!』

夢をよく覚えている

私は夢をよく覚えている。鮮明に色とか言葉とか覚えているんだけど、今日の夢のあらましはこんな感じ。

TVで木村拓哉氏の特集番組をやっている。
その映像の中に自分がいる。視聴者応募からたった1名当選し、同じステージの上に立っている。なんと、両脇には、ゴローちゃんと草なぎくん。
3人それぞれから、木村君へのプレゼントが用意されており、ゴローちゃんは黄色のセットに囲まれたハイセンスな服。草なぎくんはピンクのセットに囲まれたビンテージジーンズ。私は何も用意してない!と思ったら、番組が用意してくれていた。木目調のセットに囲まれたお買いものスペースが出てきて、家具、本、バッグ、服などが、だだっ広いオシャレな会場に並んでいる。

いよいよ私の番が来た

木村君は、ゴローちゃんゾーン、草なぎくんゾーンをまわり、いよいよ私のゾーンにやってきた。
番組の趣向で木村君とのエピソードを語らなければならない。
だが私には木村くんとのエピソードがまるで無い!!
夢の中の私は(強豪ひしめく視聴者応募から選んでもらったのだし、どうにか思い出を振り絞らなければ…!!)と必死だった。

「あの。。。
小学校4年生くらいのとき、駄菓子屋さんで30円で引けるジャニーズのクジ(写真が当たるやつ)があるんですけど、沢山ひいて好きな写真があたったら学校の机に貼ってました!」

なんとか出てきたエピソード!
夢の中のわたし、ナイスファイト!

TV的にも大丈夫だろう。と思ったその時、
スタッフさんが(他には?)と次を求めてくる。
 
「えっと。あと、、。
中学生の頃、SMAP×SMAPが始まって、大好きで毎週観てました。ビストロスマップのレシピ本も買いました!一生懸命レシピ見て作ってました。」
 
渾身の思い出!笑 
なんとかピンチを乗り切ったぞ!!!

夢の中で、キムタクはキムタクだった

キムタクは優しく「ありがとう」と言い、買い物をはじめた。周りのスタッフは、超高級チェアなどをオススメしていたがキムタクは渋そうにしていて、「気に入らないから買わない」とクールに振る舞っていた。

その後見つけたベルトを試着して、「これ(買う)」←クール。
オシャレなショルダーバックを手にして、「これ(買う)」←COOL。
「このバック、ショルダー取り換えできるんだよね。ショルダーってアウターと合わせるじゃん?今年着るアウターに合うと思うんだ。」ってさ。
てか、ナニ、何そのセリフ。夢を見ている私が考えたわけ?それとも、本当にキムタクが言ったわけ?(混乱)

何していいか分からず、荷物持ちますよ。という私に対して、「なんであんたが持つの。スタッフ持ってあげてよ」←超絶クールなんですけど。

と、お会計までクールに済ませたところで夢から目覚めたのだった。

夢の記憶はどこから?

現実世界で思い出そうとしても、絶っっっ対に思い出すことが無かったであろう、ジャニーズくじビストロスマップのレシピ本。
この2つのエピソードは実話なんだけど、記憶の奥深く、死ぬ頃に思い出す”思い出の引き出し”に仕舞われていたはずなのに、夢の中で急に飛び出てきた。なんなら表紙までリアルに思い出された。

夢の記憶っていつも不思議なんだけど、何なんだろう。どうして急に出てくるんだろう。
夢に出てくる見たことない人の顔とか、誰なんだろう。どこかで見たことある人なんだろうか。
不思議で不思議でたまらない。

今日はあまりにも鮮明に覚えていたのと、懐かしき思い出に驚き、一部始終を寝起き早々旦那に報告。(記事冒頭に戻る)
 
そして報告後、少しだけ後悔。

旦那氏よ、今日クリスマスだってのに、のんきに夢の中でキムタクデートしてごめんよ。(あと、私、どちらかと言えば慎吾ちゃんファンだったんだ。)