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あいさつで分かる○○@二宮町

2008年に宮城県から都内中央区に上京。13年の都心暮らしを経て自然が恋しくなり、2021年1月から神奈川県の二宮町でのどかに暮らしてます。
平塚と小田原の間にある、人口2.7万人の町。(市ではなく中郡二宮町)
暮らし始めてどんどん好きになる二宮町。素敵ポイントをお届けします。

住み心地の良さを生みだすあいさつ

家の前で見知らぬおばあちゃん(たぶんご近所さん)に「おはようございます。あったかくなったわねぇ。」と声をかけられました。
いつもの駐輪場では行きしなに「行ってらっしゃい!」、帰り際に「お帰りなさい!」と声をかけられます。あいさつって気持ちがいいですね。

子供のころ当たり前だった地域内でのあいさつは、大人になり都会に出てからその頻度が減少したように感じます。変にあいさつしてもまずいしな、、という謎の心理が働くこともありました。徐々に他人とのあいだに線ができ、線が溝や壁になり。いつしかあいさつを交わさないことが普通になっていたようです。

二宮町での暮らしは、当たり前のようにあいさつがある毎日です。あいさつを交わすと、ここで生きていることや地域の一員であることへの実感がわいてきます。そういう小さなことの積み重ねが心地良い毎日に繋がっているように感じます。

街も組織も似ていると思った

みなさんが働く職場では”あいさつ”はありますか?
「おはようございます!」「お先に失礼します!」元気な声が飛び交う会社でしょうか。よく言われることですが、あいさつが無い組織は雰囲気が停滞していたり、組織の状態がよくなく、人間関係も希薄にあると言われています。私も人事をやっていた経験から、社内のあいさつが有るか無いかで組織状態のコンディションを感じていました。詳しい話は下記記事が大変よかったので掲載しておきます。

この体験から、会社組織であろうと地域であろうと、その組織(地域)のコンディションを図る一つのバロメーターになりうると思いました。

あいさつ=コンディションを図るバロメーター

自分の生活に置き換えてみると分かりやすいでしょうか。
元気いっぱいの朝は、家族にも元気いっぱい「おはよう!」という言葉が出ます。昨日の疲れが残っていると、普通の「おはよう」です。気分が悪かったりイライラしてたら「あぁ」(もはやおはようと言わない)とか、無視することもあるかもしれません。この事例をみても、あいさつ=私のコンディションを図るバロメーターになりうる、と言えるでしょう。
さらに、あいさつを自分からできるかどうか、ということもポイントになってきます。とある本に「あいさつとは、自分から他者へ心の橋を架ける行為」と書かれていました。素敵な表現で、言いえて妙だと思いました。相手に対しあいさつを交わせるか否かは関係性のコンディションを図るバロメーターになりうるということです。

相手を知ってるからあいさつをする。地域の人たちにあいさつをする。どこまでを自分と繋がりのある人たちだと認識するかで、あいさつを交わす範囲が決まるのかもしれません。

転職や引っ越しの際、ひとつのバロメーターとして見てみるとオモシロイ発見があるかもしれませんね。