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「目標や課題が明確になれば、人は誰でも走り出せる」


1日1記事ハッピーライフ。

エアラインスクール代表、学生向けの就活マナー、面接指導を
行っている上野博美です。


私自身が心に残ったことを、日々書いています。

読んだあと何か温かいものが残ったら、とても嬉しいです。

就職個別カウンセリングにて


短大でのマナー、コミュニケーション講座に
講師として行った時のことです。


学生さんとの個別カウンセリングで、

「夢を持った学生たち」

の顔をたくさん見ました。


カウンセリングの初めには、ほとんど皆さん

「自分が何をしたいかわからない」


と言うのですが、聞いてみると、ちゃんと自分にあっているものを

選んでいます。


そして

「本当はこれがやりたいんですけど」

と言って、打ち明けてくれた学生たちもいました。

中には、普通の短大生が考える以上のやりたいことを
持っている人もいました。

(親御さんにもまだ言ってない、と言っていました)

話を聞けば聞くほど、
その夢実現のためには、どんな努力も、どんなに大変なことも
絶対にやり遂げる・・・
そんな表情でした。

私は、不可能なことはないと思っているタイプなので、
反対などはしません。

むしろ、そこまでやりたいと思うのであれば、

「どうしたら実現できるか」


をアドバイスするようにしています。


それは、

「あきらめるのはいつでもあきらめられる」けど、


挑戦できるのは

「やりたいと思っている時だけだから」

そして

「若さが必要な場合もあるから」

です。


大きな夢を教えてくれた女子学生さんに、

私は夢実現のアドバイスを伝えました。

そのアドバイスを聞きながら、彼女は全てメモに書きとめ、
ノートにいっぱいになった書かれたものを見て、

「うれしー!」

と言った学生の顔が忘れられません。


やることがいっぱいなのに、「嬉しい」のです。


きっと彼女には、そのやることリストが、
「夢実現リスト」に見えたのだと思います。


短大生はまだ19歳です。

自分が納得いくまで頑張ればいい、と思っています。

教えている私が、学生さんたちからたくさんの元気をもらい、

夢を持つ人を、心から応援したいと思いました。


若者のやる気がない、なんて嘘


やりたいものがない、と言うのも嘘です。

本当はやりたいことがある。

でも、それを言うと周りから反対される。

また、バカにされる。

だから「やりたいことなんてない」
というふりをしているだけではないか、と思いました。

ちなみにこちらの短大は、決して偏差値が高いわけでもなく、
専門職系の学科でもないのですが、夢は持っていました。


「人は目標や課題が明確になれば、楽しくなって走り出せる」


のです。


大人も同じです。


「やることリスト」は辛い努力じゃなくて、
面白くて仕方がない事を見つけたら、「夢実現リスト」に見え、大人も年齢関係なく走っていけるのだと思います。


「夢はいくつになっても持って良い」


もちろん夢を持たなくても良いです。
ただ夢中になれるものがあった方が、人生はより楽しいのではないか、と思っています。



上野 博美



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