第6章 新規のサイト構築と運用までスコープとしたときの違い

 新規のWebサイトを構築して納品すれば作業が終了するプロセスと、継続的な運用までスコープ/視野に入れたときにやらないといけない内容では違いがいろいろな面であります。ちゃんと業務に使用されるWebを構築するのであれば、継続的な運用面まで視野に入れることは当然必要となります。運用面で必要となるドキュメント作成や体制の構築などはクライアント側が対応する場合もあるのですが、業務まで踏み込んでWeb構築を行う場合には、運用面での各種サポートも行うことになることが多くなると思いますので、本章では運用面で求められる側面について説明していきたいと思います。

6.1 運用面まで考慮したドキュメントの整備 

6.2 監視の仕組み / 定期的な確認作業 

6.3 定期的なデータ集計・データ分析報告 

6.4 Webの運用体制 

6.5 新規メンバへの情報共有方法 


Webディレクタとして次のステップをさがしている方たちへ

これからのWeb構築・Webディレクションとして、業務にまで踏み込んでディレクション/プロデュースすること、それが近年のバズワードであるDXにもつながること、そしてWebの進化とともにWeb構築の各種ツール/サービスやSaaSが広がってきていることにしたがって、業務とシステムの両面からWeb構築・運用していく人間が求められていくこと、そのためにどのような知識や能力を身に着けていくとよいかについて解説している「マガジン」です。