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熱中することが大切な理由

おはようございます。

お金2.0 佐藤航陽著を読みました。

今後、AIの発達で大半の労働の価値がなくなってしまうといわれています。人間がやるより、安価で効率がよければAIが人にとって代わるのは自然な流れだと思います。

そうするとベーシックインカムを導入され、働かなくても、衣食住が保証されているという状況になる可能性があります。その時、皆さんは何を考えるでしょうか。

サラリーマンをしている私は「やった!一生遊んで暮らせる!」と思うと思いいます。

でも、その後はどうかなと考えた時に、「このまま何もせずに死んでいくのか。」とも思うような気がします。マズローの欲求5段階説がありますが、一番上は「自己実現の欲求」です。私の世代は、すでに衣食住が保証されている中で育って生きていますので、趣味や生きがいがないと、何に向かって頑張ればよいかわからない状況に陥りやすいです。その様な中で今後はさらに、人生に目的や意義を持つことが価値になると思います。

今までは価値というと「役に立つこと」が一番大切な価値でした。ただ、価値には他にもあり、共感・好意・信頼など内面的なものも価値と言えます。共感したい。楽しみたい。応援したい。これらの気持ちに価値があります。

人生の意義を探している人が多い世代では、これら内面的な欲望をみたす価値を提供できる人が成功しやすくなります。他人の内面的な欲望を満たすためには、私たちは「他人に熱意を持って伝えることができる、独自性のあること(その人でなければならないこと。その人だからできること。)」に取り組むことが重要になります。

この熱意を持ってつたえることができることを、どうやって見つけるかという話になります。10代のころは、「多感な時期」といわれますがこの時期に小中高で言われるがままに勉強をしていると、自分が何に熱中していたか忘れてしまいます。そのまま時間がたつと心がサビてしまって何を自分が好きだったか思い出せなくなってしまいます。

これらのことも、子供の興味のあることをとことん伸ばす「モンテッソーリ教育」が注目されている理由の一つだと考えます。

気が早すぎるかもしれませんが、この子が今の私の年齢になるころはどのような世界になっているのかなと考えることがあります。

今後、ベーシックインカムが導入されると「ひいおじいちゃん(私)の時代には1週間の内ほとんどで、いやな仕事をしてたらしいよ。」と言われるようになるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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