朧げな記憶に戸惑うワタシ
ログインしようと思っていたアカウントに見事ログインができず、ずっと前に登録していたこのアカウントに辿り着きました。お久しぶりです。
今から三年前に投稿していた記事を読み返して、少し気恥ずかしい気持ちになっています。あぁ、あんな映画観たな、本も読んだな・・・と振り返って、人間の記憶は当てにならないからやはり日記感覚でその時のことを残しておくのは必要なことなのかもしれないですね。
さて、三年の月日が流れて自分が今どういう状態かというと正直何も変わっていないように思います。ここには書けそうにもない出来事は複数ありましたが、”生活”という面では大きく変化はありません。
相変わらずこの年度末の季節、メンタルの調子は不調気味。数日前から頭痛が治らず参りました。鎮痛剤をタイミングよく投与はしているのですが、効き目が薄いです。メンタル崩しそうだな~と前もって構えてはいたのですが、どうにもこうにも発散をうまくできないことで余計なことを考えてしまったり、過去の記憶を引っ張り出して無駄に感傷的になる癖が始まり、自分でも困り果てています。これが酷くなると焦燥感に襲われて落ち着かなくなりそうなので、まずはどんな形でもいいから分散させるためにこうして文章を書いている所存です(苦笑)
早く季節が変わらないかなと毎年思いますね。ただ、新年度になってもしばらくは不調が続くのがデフォなので、もう諦めモードです。
話しは大きく変わりますが、先日、河崎秋子さんの「ともぐい」を読みました。これまで読んできた小説の中で、あんなに鮮明に文字から情景が浮かんだのは初めてかもしれません。それくらいリアルで、力強い作品でした。自分の死生観を揺るがされるというのか・・・まさに「ともぐい」が表す意味を深く考えさせられるものです。個人的には主人公が一度目に死を受け入れようとする描写(ヒグマとの戦いにて)は深く共感できました。(ただのヒグマ狂い)
同作者の「絞め殺しの樹」という作品も良いみたいなので、機会があれば読んでみたいなと思っています。
映画は最近、「シェラ・デ・コフレの幽霊」を観ました。昔のホラー洋画ですが、「サイコ」「カリガリ博士」「フリークス」好きにはたまらないかもしれませんね。心霊要素もありますが、なんというか誰しも持っている人の”狂気さ”と”うつくしさ”が表現されている作品が私は好きです。
一ヶ月くらい休んで、好きな作品に触れる時間に充てたいものです。叶えようと思えば叶えられるとは思いますが、「仕事をしていない自分」にも不安がある私にとっては到底勇気の出ない行動だなと思うのでした。