【お天気コラム】東京ブルー
こんにちは ウエノ(@ueno_k)です。
毎週月曜日はお天気コラム。
まずは先週の天気から振り返ってみましょう。
1.先週の天気〜週末に降雪〜
寒気の流入は少なめで気温も平年より高めと書いた先週のコラムは見事に外れて、週末は日本海側を中心に大雪に見舞われた日本列島です。福岡でも中央区や城南区などで薄っすらとながら雪が積もりした。
2.今週の天気〜雨はどう?~
今週は、週の初めと中頃に雨が降ります。気温は平年より高めの日が多いものの、朝夕は冷え込むので油断は禁物です。寒さは今週で一段落し、週末から来週にかけては3月中旬の陽気になる予報ですが、2月を通してみれば平年並みの予想となっています。次に、一か月予報を見てみましょう。
3.月間予報〜2月は平年並みに〜
気象庁が26日に発表した福岡地方の一ヶ月予報によれば、向う1ヵ月の気温はほぼ平年並みの見込みで、2週目は寒気の影響を受けやすく、平年並みか低くなる予想です。降水量も平年並みの予想なので、雨や曇りの日が多くなると思われます。
4.お天気コラム〜東京ブルー
先週は、ようやく待望の雨が降りました。月曜日に6ミリ、土曜日は雪になって11ミリの降雨を記録して、27日までの累計は23.5ミリとなりましたが、それでも観測史上7位の少なさで、主要ダムの貯水量の改善には至っておりません。
ところが、福岡以上に雨が降ってないところがあります。
それは、東京です。
1月27日までの東京の降水量は、わずか0.5ミリで、これは砂漠気候や乾燥気候並みの降水量です。もちろん、エジプトのカイロでは年間平均降水量が30ミリ以下なので、一概に東京が砂漠化しているとは言えませんが、東京の1月の平均降水量は52ミリなので、今年は雨が少ない年であることがデータから見て取れます。
ただし、過去の記録を見ると、観測史上もっとも少なかった年は0ミリ、10位で3.5ミリなので、東京では、何年かに1度ぐらい、冬に雨が極端に少なくなることがあるようです。
このように、冬の東京は雨が降りません。
日本の冬は、シベリア大陸から高気圧が張り出してきて、いわゆる西高東低の気圧配置になり、日本海側は雪、太平洋側は晴れの日が多くなります。
日本海で出来た雪雲は、日本アルプスや上越国境の山にぶつかって大雪を降らせますが、山を越えて関東平野へたどり着いた頃には、極度に乾いた空気となってしまうので、冬の東京には雲ひとつない青空が広がります。
この青空、私は個人的に「東京ブルー」と呼んでいて、冬に東京へ行く時はいつも楽しみにしています。福岡の冬は、低い雲が垂れこめ、何となく気持ちも暗くなりがちなので、真っ青な空が広がる「東京ブルー」には、憧れてしまいます。
今週は東京出張。
久々に「東京ブルー」を満喫してこようと思います。
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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