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子の就活が心配_口だししていいのかな。親子の就活ギャップ

高校の進路指導の先生とお話した時のこと。

最初は「うちは国公立じゃなきゃ出せない」って言っていたのに、
本人もセンター試験(大学入学共通テスト)を目標に、頑張っていたのに
高校3年の夏頃になったら急に
「家から通えるなら私立でもいい」みたいなこと言いだして
最後には
「本当に行きたいならどの私立でもいい」
「いや大学ならどこでも」
みたいなことを言い出して。
本人も不完全燃焼のまま共通テスト受けて、
すべりどめの私立に仕方なく行って、みたいな結果になる。

最後に私立行っていいってなるんなら、最初からそう言ってほしい。
この子の学力ならAOなり推薦なり使えば
もっといい私立大に行けたでしょっ?!
家計が苦しいとか、気持ちはわかるけど、
「コロコロ変わる」のは本当に困る
と、お悩みでした。

さて、その子が大学に行き、就職活動になると、
親御さんは最初は決まってこういいます。

「お前の好きなように」

と言っていたのに、内定が決まって企業を報告すると

「そんな会社聞いたことない。ちゃんと企業探した?」
「いい噂きかない」
「まだ、就職活動は続けるんでしょ」
「地元の公務員も受けるだけ受けてみたら」

離れて暮らしていれば、なおのこと、
こどもの決断に動揺するのかもしれません。

それだったら、先ほどの高校受験の例と同じ
最初から言って
というのが子どもの言い分です。

子どもにとっては「内定おめでとう」を言ってもらえることなく
子はもう内定をもらった会社を辞めることを考えはじめます。
だって、
親が喜んでくれないから。
親にほめてもらえないから。
今までそれを原動力に頑張ってきたのですから
成人だ、大人だ、自由だ、と言われても、戸惑います。

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自分の就職だ、自分で決めればいい。

それも最もな意見です。でも
何も知らない、わからない状態で放っておかれている

ちゃんと知識を得て、理解した状態で見守っている
かは、こどもには伝わります。

それが親子の信頼関係なのではないでしょうか。

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