見出し画像

1. 人間の尊厳と自立

介護福祉士 正誤問題集

1. 人間の尊厳と自立

問題1 糸賀一雄の「この子らを世の光に」という思想は、人間の発達を保障するというものである。
答1.〇 
糸賀一雄の著書である『この子らを世の光に』のなかでは、すべての人間の発達を保障するという考え方が示されている。

問題2 『夜と霧』や『死と愛』の著作があるフランクル(Frankl,V. )が提唱した価値の説明として、生命が制限される状況において、いかなる態度をとるかということがあげられる。
答2.〇 
オーストリアの精神科医であるフランクルは、人間が実現できる価値を、創造価値、体験価値、態度価値の3つに分類し、生命が制限される状況において、いかなる態度をとるべきかについて、その価値を説いた。

問題3 社会福祉法第3条では、福祉サービスについて、身体機能の低下に応じ自立した日常生活を営むことができるように支援するものと明記している。
答3.✖ 
社会福祉法第3条では、福祉サービスについて、有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように支援するものと明記している。

問題4 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)では、すべての国民は、障害者等が自立した生活を営めるような地域社会の実現に協力するよう努めなければならないと規定している。
答4.〇 
障害者総合支援法第3条では、「すべての国民は、その障害の有無にかかわらず、障害者等が自立した日常生活又は社会生活を営めるような地域社会の実現に協力するよう努めなければならない」と規定されている。

問題5 老人福祉法第1条の「目的」では、すべての高齢者が、尊厳を保持し、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるようにすることであると明記している。
答5.✖ 
老人福祉法第1条の「目的」では、「老人の福祉に関する原理を明らかにするとともに、老人に対し、その心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な措置を講じ、もって老人の福祉を図ることを目的とする」と規定している。

ここから先は

1,310字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?