頑張って学校に行く?
私の仕事は、ざっくり言うと
障がいのある方の目標や計画書を作る仕事です。
発達障がいのある子の計画書を書くこともあるのですが
他の人が書いた計画書を見ていると
「楽しく学校へ行く」とか
「頑張って学校へ行く」とか
書いてあることがあります。
ぼくは、そいうい計画書は作りたくない。
別に楽しくないまま、学校へ行ってもいい。
学校へ行かなくてもいい。
別に頑張らなくてもいい。
と思っています。
頑張れって言葉を使わない理由はいくつかあるけど
一つは、その言葉自体に「具体性」がないからです。
何をどうしたら、「頑張った」ことになるのか。
それは、どの時点で目標達成したことになるのか。
わからない。
発達障がいの子は、曖昧さが苦手な子も多い。
そんな子どもの計画書に、「頑張れ」なんて曖昧な言葉は使いたくないのです。