改正祝日法以降(2013・慶應義塾中等部・社会)

中学入試の題材にしやすい話題として「ちょくちょく変わるもの」が使われます。
国会議員の定数、新幹線の駅と通っている都道府県、世界遺産…
そして国民の祝日。
1998年(平成10年)にハッピーマンデー制度ができるまでは、祝日の日付はほぼ一定でした。
「成人の日って1月15日じゃないの?!」とか言っていると、確実に歳がバレます。

もし「きょう2月11日はなんの祝日?」と聞かれて
「建国記念日」と答えたら、その正誤判定はどうなるでしょうか?
正確には「建国記念の日」です。
(内閣府「国民の祝日について」)
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
試験でもクイズでも、その正誤判定は「判定者の裁量による」としかいえません。
厳しく×にされるかもしれません。だいたい合ってるから○にしてくれるかもしれません。
口頭で答えるクイズの場合は、微妙に違う場合に
「もう一度解答をお願いします」
と尋ねる場合もあります。「惜しいから言い直して」といったニュアンスで。

2019年と2020年は、生前退位とオリンピックで祝日がいろいろ変わるのでまた問題がいろいろ作られそうな予感。

【解答】
A 5月4日(みどりの日)
B 11月23日(勤労感謝の日)
C 4月29日(昭和の日)
D 5月3日(憲法記念日)
E 1月の第2月曜日(成人の日)
F 9月の第3月曜日(敬老の日)
G 7月の第3月曜日(海の日)
H 10月の第2月曜日(体育の日)

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