2024.09 制作と考え事

声明について

私は該当の雑誌も読んだけどその上で言っていることがよく分からなかった。教育を受けていない者からすると情況は新しい視点ありまくりでちょっと自分の意識アプデされた感すらあったけど、声明で言われてることは難しすぎて何のこと言ってるか全然ピンとこなかった。読まずに差別(っぽい)ってことだけで黙らせてしまうのなら同じなんやない?って思ってしまう。
よほど声明の内容より雑誌の内容の方が細かく考えられて書かれていると思うんだよね。あくまでも感想で賛同するかしないかのお気持ちでしかないけど。



私がやろうとしている撮影のモデルをマッチングアプリで募集したら内容上すぐ見つかりそうだった。ただ、当日を迎えるまでのマインドセットが全く定まらなくて自己責任自己選択の重みを改めて考えて動けなくなってる。

女性身体に利用価値があるとされていることがまず不思議でしかない。そして行為についても現に誰とでもできるとはいえ選べないこと、でも今回は自分が選んでいるようで、そうなると際限ではなくなる。ほんとに選ぶをやるのであれば、こんな出会い方はしない。電車とかにいるとちょっと避けたくなるような人たちと密室に行くのだ、実際は。それが今は撮影のためにと理由をつけて遊び相手を探すかのように連絡をしているし、誠実な人をあえて選ぼうとしている、なんだこのこれまでとの違いは。そんなことすらできなかったよな、当然だけど。などと思いながらまず撮ってみるか、なんて迷いながら。まだ日程は決まらない。人に話すとふつうに気持ち悪がられると思う、だいたい作品だけは見たいと応援してくれるけど、同じことをやる人はいないだろう。

この数年で積み上げた尊厳みたいなものは維持したいと思いつつ何事もなかったかのように、自分がハッピーになる関係は望めていなくて、底に眠ってる怒りを一度見るためのプロジェクトのつもりなんだけど、まあ自分が怖い。

ここでいきなり好意すらある人に近寄れば消しされていない怒りや恐怖で発狂してしまう日がくるんではないかと思っている。それならこのまま一生誰とも関わらなくてよいじゃないか、と思ったりもするのに、自分は何を諦めてどこまで自ら抑圧するんだろう、なんて思い始めたりして。

ああころしたかったんだろうな、あいつらのこと。って今になって思う。そうだね、なんでなんだろうね。

証言を承認されるために写真を撮りたいしその上でトラウマを消し去りたいのだと思う。
「女は何を欲望するか」は、フェミニズム批判だと言われていたけど個人的にはどれもその通りだと思った。それに引用に金言がたくさんあって、今読んでよかった。最近はフェミニズムよりジェンダーと哲学、精神分析に興味がある。

もっともっと勉強して書いてつくって生きていくぞ。

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