2024.09.20 りびどー

女は何を欲望するか。を読んでいる

フェミニズム批判というツイート(消された?)で知った。タイトルも気になったし、私が今少しだけフェミニズム飽きはじめてる(?)し、学ぶ上で批判されていることも知りたいと思ったから、ちょうど良いかと思って読みはじめた。

今半分くらいまで読んだけど、引用に金言がたくさん出てくる。
全然本を読めてなかったんだなと思うし、めちゃくちゃ地で考えてきたことが、論文として書かれていて嬉しくなったりもした。

性秩序の増殖。
これも結構制作テーマになりそう。
それに少し前まで考えていたことはわりとこれだったのかもしれない。
私は化粧もしないし脱毛もしないし媚びた服も着ない。そうやって実践している。たったひとりで。

それだけではなくて、今は欲望の方に気を取られていて、これも実践したくなってる。
自分の身体を自分で利用すること。そこで起きていたことにもう一度目を向けること。

これまで投げやりに追い詰められて身体を切り売りしていたのは、本当に後悔しているし貧困からの選択肢に身体の利用があるなんておかしいとすら思っている。
でも同じことを世の中の人たちは自己選択で(パートナーであれば?同意があれば?)やっているんだよなってことが、今でも不思議で、長い間距離をとってきた。

それが今はなんだ、できることならこの被害やトラウマとなっていることを、どうにか語って、自分の内から消し去りたい、そのために制作。などと考えてしまっている。

人の欲望に触れて引き出されてしまったみたいだ。
荒治療にもほどがある。
でもどうせ忘れられないなら、同じやり方で制作にぶつけてみたらいいんじゃないかな、と思っている。

最近はそんな感じで、仕事ではミスばかりだけど、ずっと自分のことを考えている。
いわゆる哲学や精神分析に自分が探してた言葉があったのかもしれない。

教育を受けていないから、小さな本を少しずつ読むことでしか学べないなんてね。
それでもいいし、何にもならなくていいけど、反撃なのか見返しなのか復讐なのか、自分が抑えてきた加害性みたいなものを改めてより強く感じる。

あの頃の経験とは違うけれど、数年後の私は同じような場面でどう振る舞うかな？
ちゃんと見ることができるだろうか？
また、解離や否認や迎合によって、後から苦しむだろうか？

いい写真ってなんなんだろうね。
どちらにしても、今はすごく凶暴になっている時期なんだろうな。生きて帰って、撮ったデータを見れるといいね。