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#87 勝ち負け

こんにちは。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。

本日のテーマは、『勝ち負けのあるゲーム』です( ´ ▽ ` )

大体、年少さんぐらいからルールのある遊びを始められると思います。そして、少しずつ勝ち負けのあるゲームなどにも取り組んでいかれていると思いますが、ゲームで負けてしまった時に、受け入れることが難しいお子さんはいなかったでしょうか?!

負けることがダメなことだと思っていたり、どうすれば良いのか分からなくなってしまったりするお子さんがいます。マイナスに捉えすぎていたり、見通しが立たずにパニックになってしまっている場合があります。

部屋から飛び出して行ったり、怒ってしまったりするお子さんもいるかもしれません。

では、負けを受け入れることが難しいお子さんに対して、どのように対応していけばいいのでしょうか?(・x・)

勝ち負けのあるゲームの進め方

まずゲームを始めるときには、ある程度勝ち負けをコントロールできるものが良いかもしれません。そして、負けてもすぐにやり直しができるよう、集団のゲームよりも、大人と一対一でできるものが取り組みやすいと思います。

特に初めて取り組むゲームをするときには、いきなり負けてしまうと、マイナスなイメージが先行してしまい、『もうやらない😡』となってしまいます。

取り組みはじめは、勝って終わる状況が良いですね。

次に、負ける経験を積んでもらいます。ただし、負けて終わるという状況の受け入れはまだ難しいと思います。最後は勝って終わるという状況にしてください。2回戦取り組み、1度目は負けてもらい、2度目は勝ってもらう、という感じです(^ ^)

集団ではなく、一対一で取り組んでくださいと言ったのは、やり直すときの時間差があるからです。
集団でゲームをしていると、自分は負けてしまったけど、お友達がまだ取り組んでいるのでゲームが終わるまで待たなければならない、といった状況が起こります。

みんなが終わるまで次のゲームには進めないので、負けたと言う事実を受け止めながら、気持ちの切り替えがむずかしいままその場で待たなければいけません。一対一のゲームであれば、すぐにやり直すことができますよね( ´ ▽ ` )


あとは、負けること、勝つことをひたすら繰り返し、経験を積んでもらいます。勝っても負けても、「まぁ、またできるし、次頑張ろう。」という見通しが立つようになってくると、負けを受け入れることができるようになってくると思います( ^∀^)

ゲームに取り組む中で、負けて泣いたり、怒ったりすることがあると思いますが、悔しい気持ちや、悲しい気持ちは出てきて当然だと思います。そこは否定せずに、また次にやったときに頑張ろうね、と先の見通しを伝えて頂ければと思います。
時間はかかると思いますが、勝つ経験、負ける経験をたくさん重ねることで、勝ち負けの結果ではなく、一緒に取り組むことの楽しさに気づいてもらえればと思っています( ´ ▽ ` )

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