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『売らない』選択が生んだ未来:絵本から始まる国際教育支援。

みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。

今回は私が現在進めている絵本のプロジェクトで色々と見えてきたものがあるので、そちらの共有回になります。

過去の絵本に関する記事はコチラ ↓




売らないと決めたから見えたもの


私達の制作した絵本には最初に決めたことがありました。
それは、「売らない」ことです。

今回3000冊を作ったわけですが、これを全て寄贈という形で、保育園や小学校などに寄付をしました。

「売って欲しい」という声もいただきましたが、全てお断りをしています。

その理由については今回の記事では割愛させてもらいますが、「売らない」というポジションを取り続けたからこそ得られたモノは「社会貢献」というものの本質価値に気づけたことにあります。


本質価値


今回の絵本の寄贈で言うところの本質価値はもちろん、
「社会貢献」であり、子どもたちの笑顔です。

教育資源としての価値


社会貢献の解像度を上げると見えてくるのは「教育資源としての価値」です。

今回は、
絵本の題材を建設業に絞って物語を作ったからこそ「教育資源」としての活用の可能性というものにも気づくことができました。

子どもの成長や学びを支える絵本は、時代や場所を問わず普遍的な価値を持つコンテンツです。

小さい子には少し難しい内容だったりもしますが、そこはビジュアルの綺麗さやキャラクターでカバーをすることができるのも絵本としての強み。
これは保育園などの職員の方達や、教育委員会の方達とお話をしていく中でいただいた感想からの気づきでもありました。

その職業のことを知れて、理解や興味を持ってもらうことができる絵本は教育の面から見ても大変にありがたいことだそうです。

今後は、行政や教育機関とも連携をして、
絵本の持つ教育的価値を最大限に引き出し、国内の教育現場や地域コミュニティでの学びを豊かにしていきたいと考えています。

国際展開

そしてありがたいことに静岡県の幼稚園から、その園の姉妹園のあるベトナムでもこの絵本を配りたいという相談をいただきました。
現在実現に向けて具体的な準備が進んでいます。

今後は、JICAや他の国際協力機関と連携していき、
先進国では、家庭や教育現場での新しい学びのツールとして活用してもらうことを目指し、
発展途上国では教育資源が不足している地域での学びの基盤として絵本を寄贈し、多くの子どもたちに学ぶ機会を提供していきたいと考えています。


まとめ


今回の記事では、
絵本『コウちゃんと魔法の家』の寄贈活動を通じて得られた気づきや、絵本が持つ教育的価値、そして今後の展望についてお伝えしました。

「売らない」という選択を軸に広がったこの活動は、まだ始まりに過ぎません。
絵本を通じて得られた社会貢献の価値と知見を、これからも多くの人達と共有し、新たな可能性を追求していきます。

これからの展開にどうぞご期待ください!


以上、ウエマツでした〜

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