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4.顔のホクロを取った件(後編)

 ちょうど1年ほど前になりますが、私の顔、左眉にあったホクロを除去しました。ほとんど存在自体忘れていたのですが、ちょうど増税前の駆け込み的なノリでパッと…

★私がホクロ除去を決意した理由は前編に記載しています。

 皮膚科を予約して数日後、その日はやってきました。

 その病院は新宿の雑居ビルに入っていました。ちなみにその病院を予約した理由は、「施術時間が短い」「ホクロやいぼの除去に特化した施設」「実績がある」という点が決め手でした。美容室に行った帰りに「ホクロ 除去 東京」で検索して見つけたところです。

 恐る恐るドアを開けると、広い待ち受けがあり、その左右に個室が何部屋かありました。「人間ドック専門医院」のような室内です。

簡単な問診票を書いてしばらく待っていると

「うえまたさ~ん」 名前を呼ばれ、個室へと案内されました。

 2畳くらいの個室には、ベッドと机のみがありました。看護師さんに促されるまま採血をして、いよいよドクターの登場です。

ドクター:あ、このホクロですねー。これは切開して簡単に取れますよー。

うえまた:あ、はい。宜しくお願い致します。

 ホクロ除去には、レーザー治療や、実際にメスを入れる方法などいろいろなパターンがあります。私はホクロの大きさや、再生しにくい施術方法などを考慮し切開して取り除く方法となりました。(きちんとカウンセリングしてもらってから施術に移りました)

 そうこうしているうちにベッドに横になり、顔に布をかぶせられ、麻酔……(これがイチバン痛かった)。

ドクター:じゃ、やります。痛かったら右手上げてください。

 いよいよホクロとお別れです……麻酔が効いているので痛みはありません。目の上をいじられている感覚だけがあります。

 10分程で施術は終わりました。鏡を見ると試合後のボクサーのように目の上が腫れ、傷口を抑えるテープが貼られています。ケロイドができないようにきつめに貼られているのだとか。ちなみに、1週間ほどこの状態でいて欲しいとのこと。1週間後に抜糸です。

トータル30分ほどで手術終了です。(想像以上に速い……)

 それから1週間、仕事もあるので(当時は営業マンでした)絆創膏を眉に貼り、「ニキビができちゃって……」なんて言いながらやり過ごしました。毎日風呂上りに腫れなどを抑える軟膏をぬって、絆創膏を貼り換えます。

 腫れは数日で落ち着きました。ホクロをとった分皮膚がなくなったので瞬きをすると「皮膚が引っ張られる感」がありましたが、日常生活を営む上で不都合はありませんでした。

1週間後、いよいよ抜糸。こちらも1分程で終了しました。

ドクター:腫れも落ち着いて問題なさそうですね。何かあればまた相談に来てください。

 そんなこんなで「ホクロなし」生活がスタートしました。

 「ホクロなくなったこと気付かれるかな」「会社の人になんか言われるかな」なんてドキドキとワクワクで胸いっぱいな感じで出社しましたが……誰もホクロがなくなったことに気が付きません(笑)

 唯一気が付いたのは母さんでした。

うえまた:なんか気が付かない?

母さん:あ、ホクロとった?よかったじゃないの。

……以上。

 ま、ホクロ除去なんて自己満足なんでしょうね。(位置によりますが)。ただ私自身は、眉を整えるときにホクロを気にしなくて良くなったことや、「顔にハエがとまっていると」と言われなくなったりしたので、除去してよかったなと思います。

 ただ、顔にメスを入れることに違いありませんし、人によってはケロイドが残ってしまう可能性もあります。正しい方法できちんと実績のある病院を選んで施術してもらいましょう。ちなみに今回の話は、新型コロナ感染拡大前の話です。

(私は医療系のライターではなく、医学に関する専門知識もないので具体的な施術方法や今回利用した病院名は伏せさせていただきます)

 以上私のホクロとった報告でした。

 


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