人生に無駄はないけど、残された時間は少なくなった
人生に無駄なことはなくて、無駄になるか、ならないかは、その人が無駄だと思うか思わないかだ。
みたいなことを何かで聞いたか読んだかしたときになるほどなとストンと腑に落ちた。
今、Web関連の会社に勤めている。大学が実家から遠かったから両親にプレゼントを贈るのにネットで買い物をしたのがおそらくネットを使い出したキッカケだと思う。googleなんて世の中になかった気がする。まだ20世紀だったし。おかげで当時にしてはだいぶネットに詳しい人だったと思う。
バックパックで旅行した記録を残そうと思ってホームページを作った。もちろんジオシティーズで。まともなデジカメなんてなかったから現像した写真をスキャナで取り込んでた。
携帯で写真がようやく撮れるくらいの時代。
研究室で論文の挿絵を書くためにIllustratorを購入した。面白そうだったから説明書を読みながら独学で学んだ。IllustratorのスキルだけでWebデザイナーになれると思って仕事探した。結果的に今の会社にアルバイトで入社した。
今の仕事をするためにネットを使い出したわけでもないしホームページ作ったりIllustratorのスキルを身につけたわけでもない。
ただ、それをやってたから今の仕事してるし、今の生活がある。最初から今の生活をイメージしてたわけではなかった。
今の仕事してなかったら趣味程度でサイト作りくらいはやってたかもしれない。ただ仕事には何の役にも立たなかったかも。無駄になってたかもしれない。
今までの選択の連続の結果で無駄にしなかっただけ。
無駄にするかしないかは自分次第だなと思う。今は活用できないこともいつか活用しようと思うことで何でも無駄にはならない気がする。
だから仕事も何でも引き受けてしまうんだけどそろそろ受ける量を減らそうと思う。
いつか無駄にならない日が来る確率は減ってきた。無条件で受け入れていい若さはもうない気がする。
次は今までの経験を無駄にしないようにする時期になってきてると思う。