データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)勉強法は?おすすめの本は?

 先日、データサイエンティスト検定(以下DS検定)を受験し、合格した。ここでは、DS検定に向けて私がどのような勉強をしたかをまとめる。

 この検定の詳細は以下の公式HPに書かれている。

勉強方法

 とは言っても2022年現在、このDS検定に対しての対策方法は限られている。対策本も以下の2冊しかない。

 こちらの本は、DS検定唯一の公式本だ。検定で出てくる内容がすべてこの本にまとめられている。データサイエンティスト協会ではデータサイエンティストがもっておくべきスキルをまとめている。

この本では、そのスキルに沿って1スキルにつき1つの項目を使って説明されている。説明文自体はわかりやすく、読んで理解できないということはほとんどなかった。DS検定を受験するかしないかに関わらず、データサイエンスの概要を知りたい場合はこの本がお勧めだ。

1冊目の公式テキストを読んだ後はこの問題集を進めた。公式テキストを読んだ時は理解していても、実際に問題はできないということもあるので問題集は絶対にやっておくことが必要だ。

試験本番

 試験は試験場でCBT方式で行われた。問題自体は問題集、公式テキストそのままではないが、それらのテキストをもとにした問題が出た。

試験時間は問題数90問程度に対して90分だ。1問につき平均1分しかかけられないと思うだろうが、ちゃんと勉強すれば大抵の問題は1分かからず解くことができる。わからない問題はひとまずチェックを入れて後の見直しの時間で解いていけば良い。

試験結果

テストの成績は以下のようになった。

基本的な数学の計算、統計などは大学でも勉強してきたので問題なく点数を取ることができた。

一方で、実際にでデータサイエンスの仕事をしているわけではないので、データエンジニアリングの分野は弱いということがわかった。

DS検定に関連する資格

DS検定はディープラーニングG検定、ITパスポートで出題される範囲と被っているところがあり、実際、公式でもそれら3つを取得することを推奨している。

実際、私はG検定の勉強をした後、DS検定に向けての勉強をしたが、G検定の勉強が役に立った。特に、DS検定では機械学習の理解を求められる問題が出題される。が機械学習はG検定の方がより深い理解が求められるので、G検定を取得できるレベルがあればDS検定の問題は難なく正答できるだろう。

また、DS検定の勉強後にITパスポートの勉強もしたが、すでにDS検定で勉強済みの内容も多かった。

DS検定を受けようとしている方、また合格した方は他の2つの勉強をしてより深い理解を目指してほしい。

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