【バイク】ベスパに乗って東金・九十九里ツーリング
天気の良い日はベスパに乗って出かけよう。
私が所属するベスパのツーリングクラブが企画した「東金・九十九里ツーリング」に参加しました。
高速道路を利用してのグループ・ツーリングは初参加。
走行も楽しく、料理もおいしくいただきました。
1.幕張PA
地元千葉県からの参加。
集合場所の京葉道路の幕張PAは、ベスパのみならず、バイク愛好家の集合場所らしく、物々しい雰囲気でした。
特に、警察官の方々が随所に配置され、バイクグループの点検に勤しみ。
何も悪いことはしていないものの、いざ、交通機動隊の皆さまを見ると、なぜか緊張してしまう。
しかし、ベスパの集団の我々は「品性」が良いのか、特段、警察官のお世話になることがありませんでした。
高速組が揃ったところで、進路を南に向けて、京葉道路から東金道路を快癒し、野呂PAで休憩。
幕張PAは、にぎやかだったのに比べ、野呂PAは、のんびりくつろげる雰囲気。まだまだベスパ・クラブでは新顔の私。アウェイ感を醸しながら、遠巻きに仲間のお話に聞き耳を立てた。
高速を降りて、めざすは東金にある、バイク愛好家向けアパレルとイタリアンの店、「56Design」という店へ。
ベスパでのグループ走行は、さながら、映画「さらば青春の光」のワンシーンみたい。気分は「モッズ」。すれ違うアメリカン・タイプのバイクグループ(ロッカーズ?)に、手を振って挨拶するなのど、グループ抗争とは無縁な平和なツーリングだ。
2.アパレルショップ「56デザイン」
街道沿いにある、今日の目的地、「Design56」に到着したのは午前10時。
倉庫のような再生レトロ感あふれる建物。水色が基調なのは、「デザイン56」さんおシンボルカラーかな?
この日のベスパグループは、高速道路組と一般道路組の二グループに分かれた。私の参加した高速組はひと足早く到着。
アパレル主体の店内を散策。
厚い日なので、店内の冷房が涼しくてありがたい。
ブルゾンやTシャツを購入したメンバーさんもいた。
私も、バイク用のジーパンが気になり、試着をさせていただいた。
店内には、さりげなく、バイクの展示があり、なかでも、目を引くのが、スカイブルーの「ベスパとギター」のコラボ・デコレーション。
もともとロードレーサーだったオーナーさんが立ち上げた「バイク愛好家の店」というコンセプト。
吹き抜けの2階では、バイクレースを撮影した「写真展」が企画されていた。さながら「小美術館」のような趣きであった。
「56」というのは、バイクレーサーだったときのゼッケン番号らしい。
ベスパのおもちゃのアクセントは嬉しいし、あの「ビートルズ」の横断歩道ジャケットを彷彿させる?モノクロのTシャツも良い。
3.ときかね湖畔のイタリアン
午前11時。一般道路組も合流し、「56デザイン」のテラスにて、イタリアン料理のランチ。
併設しているイタリアン料理から、続々と料理が運ばれてきた。
ときかね湖を眺めながら、カウンターで食事。
猛暑の日であったが、さわやかに働く店員さんたちが好印象。
熱くないかと、何度も、扇風機の「向き」を調整してくれた。
たしかに「暑い日」であったが、湖畔ビューは涼し気でもあり、ウグイスのさえずりを聴きながらの食事は、ぜいたくそのもの。
千葉県の東金にこんなに「おしゃれ」なイタリアン・レストランがあるのかと思うと、地元民としてはうれしくなる。
メンバーはそれぞれ、カウンター、テーブル、ソファ、ターブ下に陣取り、ピザは、マルゲリータとシラスコーンの2種類をいただく。
トマトベースのパスタは、お代わりを含めて、2皿分いただく。
食後のアイスコーヒーも、乾いたノドを潤おした。
隠れ家的雰囲気でありながらも、開放感あふれるレストラン。
「知る人ぞ知る店」という感じで、こんなお店を紹介してくれた、ベスパクラブの企画担当に感謝である。
4.九十九里・海の駅へ
食後は、店の前でクラブの記念写真を取る。
ここで、「帰宅組」と「海を目指す組」に分かれ、私は海へ向かう。
東金駅前を通過して、九十九里の平地の直線を走り、「つきあたり」の九十九里浜の海岸線を左折して、物産展「九十九里・海の駅」へ到着。
バイクを駐車し、店内へ。
「いわし博物館」(無料)が併設され、そこを見学。
「いわしの回遊する水槽」が圧巻。
中に入ると、飛び込んできたのは、漁師さんたちの「お尻」の写真であった。いわし漁に携わる人の歴史や道具などが展示されていた。
「海の駅」自体には、それほど「いわし」にこだわりがないらしく、野菜や水産物など幅広く販売されていた。
今回、私の同行者は、地元で採れたナスや、名産品のピーナッツバターなどを購入。2階では、刑務所で作業された工芸品などの即売会もやっていて、こちらも見学させていただいた。
5.九十九里道路
九十九里・海の駅で、一応、今回のツーリングは「お開き」。
私は「高速道路組」で帰ることにしたが、行きのルートと違い、ETCが使えない「九十九里道路」を経由。160円の現金を「賽銭箱」みたいな料金精算機に投入。ベスパグループが来たとあって、道路管理スタッフのおじさんが出てきて、不慣れな私たちに対応してくれた。
東金道路に入り、野呂PAでいったん集まり、そこで解散。
パートナーに同行してもらった二人乗りで参加したのは、私だけだったようで、メンバーから暑さをねぎらう声も聞かれた。
野呂PAをひと足先に出発した私であったが、結局、渋滞で、メンバーさんたちに次々に抜かされた。
別に急いでいるわけでないので、のんびりとベスパを走らせた。(了)
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