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2nd "BALTIMORE 1972" (1999)

BALTIMORE 1972 (NUCD1972)

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01 Vinyl Power Strut 5:06
02 Baltimore Hair-Style 5:06
03 Suicidal Onanie Terrolist 5:23
04 Pig Cunt? No, No, Pink Asshole 5:14
05 Hate Baltimore Snob 8:44
06 My Tiny Butterfly 6:14
07 5 Minutes Too Early 6:14
08 Gallon Milk Drunk or Die 9:28
09 Alchole Ooze Nipple 6:35
10 Ben-Haaaa? No, No, Pink Asshole Yeah 0:04
11 Heavy Gorilla Metal, Open Beaver 15:18

1972年のボルチモアを舞台にした唾液と犬のうんこと放射能にまみれたポルノミュージカル組曲。J・ウォーターズの「ボルチモア-世界のヘア・スタイルの首都」というテキストをベースに展開される性悪なアルバム。歳くってて大した巨乳でもない女優でも、名前にボルチモアがつけばそれでOkeyなボルチマニアのための、聖地=ボルチモアに魅せられたイルでスティンク・フィストなアスホール・ヒップホップ集。ゲストに謎の0秒アーティストBEN-HAAAAが参加。


ユリイカ1995年4月臨時増刊号「総特集・悪趣味大全」に掲載された「ボルチモア - 世界のヘア・スタイルの首都」という記事にインスパイアされたアルバム。

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その後に出たジョン・ウォーターズの単行本にも収録されているようです。


コンピレーション「LUM DOUBLER」(おとやジャパン 1998年)に「Suicidal Onanie Terrolist」が収録されています。

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表ジャケット(初期は普通のCDの裏面にあたる側にメインのアートワークを配置している、面積が広いから??)はManuel Ocampo「CATHOLIC SCHOOL DREAM PAINTING」 (1995)。


内ジャケは、Helmut Newtonの「Charlotte Rampling at the Hotel Nord Pinus II, Arles」(1973)

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澁澤龍彦・巖谷國士「裸婦の中の裸婦」という本で紹介されています。


1stのCDトレイ下の写真も、よく見たらシャーロット・ランプリングなんですよね。初期3枚はシャーロット・ランプリングとマニュエル・オカンポがフィーチャーされている。