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LayerXにリクルーターとして入社して3ヶ月が経ちました

はじめに

こんにちは、すべての経済活動をデジタル化したい、LayerXの@uehasuです。今年の4月にリクルーターとして入社しました。「人形町開拓楽しみだな〜」と思ってたらあっという間に東銀座に移転していました。ランチは専らビル下のキッチンカーです。おすすめはモチコチキン。

前職は人事労務やタレントマネジメントなどのHRのSaaSを提供する企業で働いていて、4年半という期間で150名〜1,100名までの変化を経験しました。在籍中はインサイドセールスの採用や育成を担っており、インサイドセールス組織が10名〜200名になるまでの組織づくりの過程でやれることは何でもしていました。
その中でも環境的にも慣れを感じてしまったことや「まだ20代だしいろいろチャレンジしてもいいのでは?」と思って転職を決意しました。細かい退職理由を文字に起こすのはあまり好きではないのでぜひ直接お話しましょう。最高の会社です。

今回は入社から3ヶ月が経過した今の気持ちや、なぜLayerXに入社を決めたのか、そして実際に働いてみて感じたことをお伝えしたいと思います。また未来一緒に働く仲間にも届いてほしいので、リクルーターとして働く魅力も自分の言葉で紹介できればと思います。

LayerXに入社したワケ

カルチャー、技術、キャリアの側面からまとめてみました。

カルチャーに対する考え方への共感

羅針盤にある『企業文化は「行動から」』という考えが自身の価値観にフィットしました。いや、むしろ羅針盤を見て自身の価値観が整理されたという方が正しいかもしれません。前職でも入社したメンバーにカルチャーを伝えていく中で、「あ、さっきの●●って発言がまさにバリューを体現をしてると思うよ」という順序で話していたことが多かった気がしています。

「LayerXらしさ」を共通言語化した羅針盤はまさに発明でハッとさせられました。アップデートされる前提で作られている点もGoodで、このスライドはいまだによく見返します。このnoteもまさに「一緒に働く仲間を集めるぞ!」と宣言するのではなく、まず自身の想いを言語化して届けようとして書いています。

"標語"から文化は生まれない。"行動"から文化が生まれる。いい言葉です。

AIをはじめとした技術への投資

前職ではSaaS業界が真っ盛りのタイミングで入社をして、まさにSaaSの時代のど真ん中で急成長を経験しました。次第にChatGPTの台頭などから次の10年はAIの時代だと考え、AIに本気でBetしている企業を探していたところでLayerXにたどり着きました。代表がエンジニア出自というところも肌に合いそうと思いました。

知人に転職先の話をした際に「SaaSから次もSaaSにチャレンジするんだね」と言われることがありましたが、LayerXをSaaSの会社という認識でみていませんでした。むしろAIをはじめとした「技術」で時流に沿った課題を解決するTech企業といったイメージが近かったです。
たしかにバクラク事業が大きいのは間違いないのですが裏側では機械学習に投資をしていて、業務そのものをなくすAI-UXの世界観を目指しています。先日のAi Workforceのリリースなどから世の中からの見られ方もアップデートされるタイミングなのかなと思います。

社内では新規事業ロングリストが公開されています

また個人として次世代の働き方を模索したかったことも大きく関係しています。ここ数年で大きく働き方が変わろうとしている中で、AIを日々の仕事に活かすことに興味を持ちはじめました。実際にLayerXだとChatGPT Teamを福利厚生で活用することができて、多くのメンバーがGPT-4oを使っています。「まず技術を試す」、Bet Technologyな環境です。

自身のキャリア観とのマッチ

転職を考え始めてから、ぼんやりと事業解像度の高いリクルーターになって組織に貢献したいという想いを持っていました。事業部の御用聞きではなくプランナーになりたいなと。

  • 1社目:IT転職エージェントで法人営業&マーケ

    • パートナーとして広くIT業界の採用について支援をした

  • 2社目:SaaS企業でインサイドセールスの採用や育成

    • 事業側からリクルーターと協働して採用や育成をリードした

  • 現職:Bizポジションのリクルーター

    • HR側から事業側と協働して採用をリード(したい)

以上のような自身のキャリアから、パートナー側、事業側と採用に携わってきたので今度はHRとして成果を出すことに興味を持ちました。

あとは「どこで働くか?」を決めていくわけですが、その中でLayerXの成長角度はもちろん、石黒さんからの「事業に資するHRチームをつくりたい」というビジョンに共鳴して入社を決意しました。その裏側では、HRとしては未経験という理由から書類で落ちてしまったところもありました。
その点LayerXのHRでは多様なメンバーを集めており、急成長企業の中で試行錯誤した経験を評価していただいたのは純粋に嬉しかったです。

【リクルーターJD】必須条件にHRの経験がないのが印象的でした

余談ですが「オファー面談でこれまでの採用プロセスにフィードバックがほしい」と言われたので、面談の後半15分で2,000字のフィードバックをチャットに送信したときの石黒さんの表情が忘れられませんw (生意気言ってごめんなさい) 「ありがとうございます。このあとのミーティングですぐにメンバーに共有します」と受け入れてもらったときにはもう既に仲間になった気分になっていました。

実際に入社してみて感じたこと

入社して1週間で感じたことは以下の投稿の通りですが、3ヶ月経った今また違う観点からご紹介できればと思います。

Boardメンバーが強い覚悟を持っている

私の所属するバクラク事業は後発ならではのヒリヒリ感があり、日々危機感を持ちながら働いています。そういった市況の中でBoardメンバーは圧倒的な覚悟を持っていて、その姿勢がメンバーに伝わってきます。実際に意思決定のスピードが非常に早く、間違ったときに一番最初に「ごめんなさい」と言うのもBoardメンバーです。

このリーダーシップへの信頼はFactとしても現れており、Engagement Surveyの中でも「期待値」「実感値」ともにTOPレベルのスコアを出しているのが「リーダーシップ」という項目です(ちなみにダントツTOPは「顧客志向」です)。採用など事業にインパクトがあるイシューに対してまずBoardが動くというのは強烈に刺激を受けます。
ちょっと違う視点だと、Slackの#board publicチャンネルでの日々の発信も安心感があります。時たまほっこりする投稿があるのも良きです。

よくスタンディングデスクで隣になるCTO @y_matsu さん

最近の話だと、経営会議の議事録で「みんなの野望が知りたい」というテーマで話された内容が公開されていました。そこには過去の生々しい失敗の話や個人としての想いが書かれていて興味深く読んでしまいました。
入社するまで特にBoardメンバーに対しては「なんか崇高な人たち」という感想を持っていたので、人間らしさ(?)を感じることができて良かったです。何よりその想いにアクセスできるTrustful Teamな環境がいいなと思っています。

会社として強烈なモメンタムがある

LayerXではMgr以上のメンバーの異動が起こることが稀ではなく、個別最適になりづらい体制になっていると感じます。ここが前職との一番のギャップだったかもしれません。例えばインサイドセールス部長はセールス出身、CS部長はパートナーアライアンス出身、マーケのMgrは元々インサイドセールスのMgrだったりと。全体最適を諦めないで常に横を見ようとするカルチャーがあります。

先日fukkyyさんがこんな投稿をしていましたが、会社としてのモメンタム、一体感を感じるシーンが多いのが驚きポイントです。「やるぞ!」ってときのスイッチがみんな揃って入るイメージ。300名を超えてもこの勢いを作れているのは全員が事業の方向を向いているからではないでしょうか。LayerXにおいて部署は概念だと個人的に思います。まさに「全員○○」、私もそうですが越境好きが多いです。

あとは個人的に好きなのが毎週金曜日の「レビュー会」。ビジネス職のメンバーもこぞって参加して、「お客さま」が主語になってチャット欄が盛り上がります。BizとDevの相互の信頼関係もまたモメンタムを作り出す要因のひとつだと思います。私もHRという役割ではありながら単純にワクワクするので参加しています。

リクルーターとして魅力的な環境がある

そもそもリクルーターとして成長するには?というお題を考えると、まずはたくさん打席に立つことがあげられます。ではたくさん打席に立つためには?会社が成長していないと難しいです。LayerXは変化が速く、意思決定機会、実行機会が自分に回ってくる確率が高い環境です。詳細はfukkyyさんのnoteを見るのが早いのでここでは割愛させてください。

また「ヒト」の魅力もお伝えしたいです。石黒さんや奥野さんといった、HRとして実績のある方々の意思決定を間近でトレースすることができます。加えて複数の事業部で部長経験があるgokanさんがこの4月からBizの中途採用チームのMgrになりました。週1で予実会議の質疑応答タイムを設けてもらっていて、Fact Baseで事業部の解像度を上げるきっかけになっています。

さらには私の4月入社同期だとラクスルさん、10Xさん、DeNAさん、GoogleさんといったTech CompanyのHRロールで働いてきた方々と机を並べて採用活動ができるのも刺激的です。
石黒さんが「これまでキャリアの中で最高クラス」と言っているopsチームの貢献も見逃せません。正確でスピーディーな候補者体験を日々追求しています。採用企画のチームも新設されて、ここから組織としてさらに強くなるフェーズにあります。

とはいえ目指している目標は高く、ぶっちゃけてしまうとビハインドが続いています。加えて今までは整えながら走ってきた"跡"がたくさんあるので、そこをみんなで修正しながらなんとか走っている状況です。
凡事徹底で成果を大切にしながらもワークとライフのバランスが取れるようなチームにしていきたいので、目下リクルーターの採用も頑張らないといけません。

Bizの中途リクルーター、Mgrは私含めて3名/4名は 採用未経験 なので、「スカウトに自信あります!」「採用広報やイベントなら負けません!」といった尖りがある方とご一緒できたら嬉しいです💪

4月のHRオフサイトの様子。フルリモートなので関東以外に住むメンバーもちらほらいます。

おわりに

LayerXは想像以上に変化スピードが早く、刺激的で、本気で日本の社会課題を解決しようとしています。そこに共鳴したメンバーが集まり、強いカルチャーの元で事業運営がなされています。一方で目指したい世界に到達するためにはさらにスピードを上げていかなければなりません。そして思った以上にそのギャップが大きいです。

ヒリヒリしながらもワクワク仕事をしたい方、ぜひ一緒にはたらきませんか?未来の希望を実装していきましょう。

LayerXではリクルーターを募集しています。興味がある方はぜひご連絡ください!(BizもDevも募集中🔥)

カジュアルに話したい方はOpen Doorからどうぞ🙌


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