2021年、読んでよかった本たち【ビジネス&エッセイなど】
2021年は、こんな本を読んだ。
この中で特に読んでよかった本をいくつか。
ビジネス編
組織が変わる 宇田川元一
仕事がヤバイ状況になっていたときのこと。
なんであの人たちはちゃんと動いてくれないんだろう。
いや待てよ、ひょっとして私の方が変なのか。ここは黙ってスルーする力が必要なのか。。。
と半分泣きそうになりながら書店をさまよって歩いていた時に目にとまった一冊。
「行き詰まりから一歩抜け出す方法」というサブタイトルを見て、すがるような思いで手に取った。
ムンクみたいに「ヒー」と叫ぶ。慢性疾患、まさにうちの職場。
この本は、”自分の見えている風景を変える”方法を伝えてくれている。なかなか実践できないけど、使ってみて損はないこと間違いなしだ。
駆け出しマネージャーの成長論 中原淳
電車の中で何回も読んだ。
なんでうまくいかないんだろうとこの本を手に取ると、あ、書いてあったということが度々。
マネージャーになるとは、getting things done + through others(他者を通じて達成すること)だそうなのだが、ついつい手を出しすぎてしまう私にとっては、まさにバイブル。
小説・エッセイ編
ヘルシンキ 生活の練習 朴沙羅
めちゃおもろいエッセイ。子を育てること、母であること、フィンランドでは光らせることが大事などなど盛りだくさんのエピソード。
母である私はこの本みたいになりたいと思った。
関西弁も好き。折に触れ、読み返すだろうと思う本。
あしながおじさん ウェブスター
小学生以来に読んだけれど、想像以上に面白い。ジュディがかわいい。おてんばで、率直で、美しいものが好きな女の子。昔の私は、きっとこんな女の子になりたかったんだろうな。
空をゆく巨人 川内有緒
ぐーっと本にひきこまれる。なかなか分厚いので「本を読んだ!」と感じさせてくれる本だ。私が生きていた時代に、こんな世界も動いていたのだなとびっくりする。自分もいつの間にか歴史の一部になっていた。