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[求む]視聴率・ページビューに代わるもの

昔からテレビは煽るニュースばかり流しているとは思いながらも見過ごしていたのですが、最近の新型コロナウイルスに関して言うと更にそれらが顕著な気がしていて、どうしたものかと感じる日々です。

今回の件のニュースだけ見ても「トイレットペーパーやティッシュペーパーが在庫切れで買うために行列に並んでる人」とか「カフェが明日から閉店となるので、しばらく来れないからと行列を作っている人」とか「コロナ疲れで外出をしてる人、釣りをしてる人、BBQをしてる人」などを連日報道しています。

メディアは何を伝えたいんだろう?

「事実を伝えたい」と言うかもしれないけど、おそらくは「視聴率のため」ですよね?憤りを感じるニュースのほうが楽しいニュースよりも視聴率が良いというのは定説です。確かにノーベル賞受賞のような喜ばしい話や、地方の祭りのような楽しいニュースなどは井戸端会議のネタにはなりづらいので井戸端会議のメインユーザーは批判をしやすいニュースで、かつ、分かりやすい(考えなくてよい)ニュースに食いつきます。

そうすると「ユーザーのニーズに応えている」と言うかもしれないけど、それってやっぱり「視聴率のため」ですよね?世の中を良い方向に導きたい、とか世の中に問いたい、といった思想よりも、「視聴率のため」ですよね?「自粛を促したい」というのであれば、自粛の工夫をしてる人たちや自粛を楽しんでる人たちを取材したほうが、見てる人たちは真似しようとなりますよね?楽しく真似しようとするニュースよりも憤りを感じるニュースが多いのはやっぱりそういうことですよね?

ネットの世界はページビュー至上主義

同じようにネットニュースの世界は「視聴率」の代わりに「ページビュー」が幅を利かせています。実はこちらのほうがもっと厄介です。内容とは違うタイトルをつけることで、タイトルだけで判断して批判する人たち、ニュース事態を批判する人たち、そういった批判する度にニュースにアクセスされ、「人気ニュース」となっていきます。これらの「批判をあびればあびるほど」、言い方を変えると「炎上すればするほど」ページビュー(ページを見られた数)が増え、広告としての価値があがります。いわゆる「炎上マーケティング」です(注:炎上マーケティングはいろんな手法や定義がありますが、この手法も炎上マーケティングのひとつです)。

ほかに共通の価値を図る方法がない

そのため、「批判しやすいニュース」は視聴率やページビューを稼げる「メディアから見た良品」となってしまいます。おかしいですよね?たぶんメディアの人たちもおかしいと思ってるはずです。ですよね?
ただ、他に価値を図る方法がないのです。たくさん見られてる、たくさん露出するのが良いメディアとされてるからです。本当にそれでいいのでしょうか?

脱・視聴率至上主義、脱・ページビュー主義

では、どうするのがいいのか?今までもいろいろ手法が考えられてきました。ポジティブなニュースや、ポジティブなコメントには加点するような仕組みなども提案されたりもしました。ですがそれらは結局浸透せずに、良質なコンテンツを作りたい人たちは独自の送信方法で伝えるようになっていきました。そのために、良質なコンテンツはより一般大衆の目からは逸れていき、今のような状態になってしまいました。

そろそろタイミングでは?

でも、そろそろ変わるタイミングだと思っています。視聴者やユーザーが声を出していく時期に来ていると思います。声を出さないと批判しやすいニュースが世の中にあふれます。世の中の流れ的にあまりよくない方向に流れていきそうな気がします。よくないニュースを放送している番組のスポンサーとなること、批判ニュースのページに広告を掲載することが広告主にとってマイナスになれば、それらのメディアは収入を閉ざされます。小難しく言うとCSRの観点からも悪質メディアと共に露出されることは企業価値が下がるという根拠が出せれば悪質メディアの価値を下げられます。

具体的にどうすればいいか?

では、具体的にどうすればいいか?
ごめんなさい。明確な方法は持ってません。

とにかく悪質メディアに広告を出すと評判が落ちるということが浸透すればいいのだと思います。そういった流れを作るためにアイデアをいただけませんか?何か実践できる方法があれば、テスト含めて実践してみたいと思います。今は技術も進歩しています。AIなどのテクノロジーを駆使すれば何か解決策が見えてくるような気もしています。今、いろいろと水面下でテストしてみたりもしています。もしご興味ある方いらっしゃいましたらご連絡いただければと思います。

ものすごい消化不良ですね。ごめんなさい。

というところで、今回はここまで。

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