オイッコ×ガ×オイコム

ハンターハンター風のタイトルです。

そしてハンターハンター全然関係ない内容です。

母の甥っ子と会うことがあって質問されたという話。

素朴な疑問

母の甥っ子はまだ小学生の中学年くらい。
女の子でしっかりしているらしい。
何度もあったことはあったが最近会ったのは祖母が亡くなった後の初盆だった。

集まった親戚たち(6人くらい)の中で甥っ子の女の子以外はまぁまぁな年の方で(甥っ子の両親もいるので独りぼっちというわけではない)。
甥っ子をほったらかして「最近の日本の経済が～」とか話してばっかりもいかない。
私自身、子供のころ大人の人たちに気をつかってもらってきたのだし。

そういうわけである程度周囲の大人メンバーが利かせる感があった。
で、その子は「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画が好きらしい。
なのでジョジョ～のスタンド(特殊能力)の話とかをしていた。

結構みんなが場を盛り上げて本人も話しやすい環境を整備できた。
だから私も一助を担う必要がある。

なんかスタンドのくだりで質量がどうのこうのという話になったんで
知識ひけらかしマンの私は「現実世界ではヒッグス粒子というのがあってね。それとぶつかると質量が生まれる」と伝えた。

すると甥っ子は「それ(ヒッグス粒子)避けたら痩せれるの？」と私に訊いてきた。

いやいやそんな単純じゃなくて「ヒッグス粒子ってめっちゃ小さいくてめっちゃ早いし、めっちゃたくさんある！」
とか「相互作用というのがあって、そういうのを知らないとわからない」
と知識ごまかしマンの私が間違ってはない間違ってすらない情報をぺらぺらと喋る。
結局、「詳しいことは説明できない。でも避けるとかは無理」
と、とりあえず正直に言った。

天才的解決

もう少し、「ヒッグス場」をもう少しわかりやすく、もちろん
いろいろな数学を犠牲にして自然言語でなんとかとか考え窮していた。
といっても当の自分が素粒子に関して日経サイエンスレベルの知識なので。

専門的な「場の量子論」とか2ページ読んで白目になったレベルなんで。

ない引き出しからは何も出ない！

なので、トイレ(困ったときの駆け込み寺)に行く！

ないものからは何も出ない！

けど、出たことにする！というか出たと思う！

だから自分に正直になれる(嘘はつかない)と思い堂々と言いました。

「～ちゃん、さっき僕トイレいったやん。例えば行く前より僕は痩せてるよ！」

いやヒッグス粒子どこいったん。

甥っ子の両親苦笑い。

ただし、本人に意味不明感は与えたが、変な人感は与えなかったハズ。
(たぶんそれまでのやりとりとかそういうのが助けてくれた)。

なわけです、クソ滑りしたものの
元々甥っ子はジョジョが好きなのでそのあとはジョジョの4章で主人公(リーゼントの人)が船で見送る時のジョジョ立ちというかジョジョポーズをしたりしてなんとか「場」を戻せたと思う。

「場の量子論？」いや「場をどうしよう？」だったと思う。