WiiUオンライン終了を受けてスプラトゥーンを今更始めた
先日のWiiUオンラインサービス終了で最もダメージを受けたのは、間違いなく『スプラトゥーン』でしょう。本作のゲーム内容はオンライン対戦に重きを置いていて、WiiUのオンラインサービス終了に伴いサ終も同然の状況となりました。そこで自分は、実質サ終を迎える前に本作を遊んでみたんですが、かなりハマりましたね。
ということで、『スプラトゥーン』をサービス終了前にそこそこ遊んだ感想をざっくりまとめていきます。
【始めた経緯】
実は自分、2022年までスプラトゥーンエアプだったんですよね。どれくらいエアプだったかといえば、前述した「オンライン重視の内容」ってことを知らなかったんですよ。約半年行われた長期メンテナンスの時でさえ、今後の初代スプラトゥーンが実質サ終も同然の状況になることに気づいていませんでした。
間口の広いオンライン対戦ゲームなのを理解していたとはいえ、依存性に陥りやすい体質を自覚しているので中々手を出せずにいて、気がついた頃にはシリーズが3作目まで発売されていました。まあ流石にそれまで全くスプラに触れていなかったわけでもなく、当時コロコロコミックでコミカライズ漫画を読んでいたり、友達の家で少しだけプレイさせてもらったり(当時はチュートリアルを触れられなかったので操作が難しいと感じていた)、2023年に(長期メンテナンス中に)中古を購入したりしてはいました。
しかし特に興味を示すこともなく、ついに1作目のオンラインサービス終了が告知されてしまいました。ここでようやくスプラトゥーンを始める決断に至ります。
話が少し逸れるけど、スプラトゥーンはテレビ接続が必須のWiiUソフトなので、久々にHDMIケーブルを取り出しました。
【2023年】
10月、何も知らないゲームに後悔を残さないようにするという矛盾した思想を解決するため、攻略サイトにお世話になる日々がスタートしました。
チュートリアルはそこまで詰まらずに突破し、先にヒーローモードをしようとしましたがステージに入る方法が分からず始めることができませんでした…。
そのため、まずはギア(所謂「装備」)ショップが解放される[ランク4到達]を目標にバトルをし、そこからとにかく色々なブキやギアを集めようとしていました。
しかしランク3にしてからは、特に何もせずに本作を中断してしまい・・・
再び起動したのは3月下旬。もはや後悔したいのかと思われてしまうほど計画性がない…。
【2024年】
3月下旬にヒマな時間を作ることに成功し、ようやく再開しました。さすがに期限が迫っていたのでどうにか目標を変更できないかと模索していたところ、フォロワーの方からコラボギアの存在を教えてもらい、せめてそれだけは集めておこうと奮闘する数日間が始まりました。
ダウニーさんの素晴らしい協力の甲斐あって、調べた限りのコラボギアは全部ゲットできました。どんなものかを(自前の)写真で載せておきます。
【何をしたか】
コラボギアに限らずの話ですが、ギアを手に入れるにはゲーム内の通貨が必要です。本作の通貨は、バトルをすることで入手することができます。つまり、サ終を受けて自分が本作でやったことはバトルだけ、と言っても過言ではないです。
自分がオンラインバトルをプレイした期間は合計してもせいぜい2週間程度、プレイ時間にして30時間ほどしかやりませんでしたが、こんな短い期間でも思い出になりました。
【感想(?)】
バトルがあまりにも面白すぎて、コイン稼ぎが全く苦でありませんでした。WiiUが「スプラトゥーン専用機」と呼ばれていた理由が、今になって分かった気がします。もう専用機じゃなくなっちゃったけど
ブキは序盤で好感触だったバケツをよく使いました。個人的に好きなステージは「マヒマヒリゾート&スパ」です。
バトルBGMはどれも本当にオシャレで、一番好きな曲が決められません。1分丁度で終わる「Now or Never !」はいつ聞いてもめちゃくちゃ盛り上がりました。
個人的にありがたかった点は、カモンとナイスのコマンドが十字ボタンの上下でかなり送りやすかったことですね。仲間のファインプレーにはナイスをたくさん送ったり、良いプレイをした時にナイスが送られたら嬉しかったり。意外にも、チーターには一切遭遇しなかった。フェス仕様にするチーターにはちょっと会ってみたかったりと思ったけど、とにかくWiiUのデータが無事でよかった。
とはいえフェス含め、本作を当時からやっておけばよかった…と後悔しました。これはプレイしたからこその後悔なので、全くプレイしなかったよりも後悔は抑えられたと思うけど。
…と雑に感想をポロポロ書きましたが、たった30時間だけでもBGMに思い入れが宿ったことは声を大にして言っておきます。だから本作を当時からプレイしていた人は相当な思い入れがあるだろうし、今回のサ終がどれだけ辛いかは想像したくない…。
【まとめ】
ゲームは中古で買ったし、オンラインサービスは無償提供だし、前世代の機種のサーバー管理は管理者からしたら全く利益が出ない、なんならむしろ損する活動のはずです。それを今年の4月9日まで続けてくれた任天堂に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。
初代スプラトゥーンのサーバーに関しても、脆弱性が酷かった頃に行ったアップデート以降にチーターからの攻撃が酷くなったら早期終了される危険性がありましたが、予定された終了期間まで(少なくとも自分は)ずっと安全な環境で利用することができたので、本当によかったです。
サービス終了が確定してからスプラトゥーンに興味を持ったのは皮肉な話ですが、近日Switchで『スプラトゥーン3』がセールの対象になるそうで、しかもオンライン3ヶ月券も付いてくるっぽいので、これを機にスプラトゥーンを本格的に始めようかなーと思っています。