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フラグシップ製カービィをプレイした感想


少し前に、フラグシップ製カービィ2作をクリアすることができたので、記事にまとめようと思います。
※フラグシップ製カービィ・・・フラグシップという会社をメインに開発された星のカービィシリーズ作品のこと。タイトル画面にフラグシップの表示がある。(筆者が勝手にそう呼んでいるだけである。)

星のカービィ 鏡の大迷宮

2004年4月15日、GBAで発売されたゲーム。
星のカービィシリーズでは現状唯一の探索アクションという異色作。
筆者はWiiUVCでプレイしました。

・サブゲーム

①波乗りスターライド
②ギガトンパンチ
③刹那のつまみ食い

①波乗りスターライドにかなりハマった。Aボタンでジャンプするという究極にシンプルなルールで、波のてっぺんでタイミングよくジャンプすると加速するという仕組み。連続で加速した時の爽快感がたまらないので、ぜひやってみてほしい。

・メインモード

探索がアツい。それに尽きる。
カービィで味わえなかったはずの「道を開拓していく楽しさ」を存分に味わうことができました!
世界観もBGMもボスも独特で常に新しさがあり、カービィファンが初見でこのゲームをやれば、クリアまで飽きずに楽しくできると断言できる。と思う(おい)

ひとつ不満点を挙げるなら、探索重視ゲーム故に起こりうる現象なんだけど、マップを何度も見返す際のテンポが悪いと感じた。
もしDSや3DSなら、下画面にマップを常設できただろうから、個人的にかなり悔やまれる点。

クリア時点で5つもお宝を取りこぼしていました
それくらい探索が複雑ってことです


・勝ち抜きボスバトル

夢の泉デラックスとだいたい一緒で、メインモードで登場したボスをランダムな順番で倒していくモードです(厳密にはサブゲーム)。
これはかなり難しかった。主にラストが。
ダークメタナイト→ダークマインド1形態→ダークマインド最終形態→ダークマインドのシューティング
の流れをライフ10で倒さなければならない。長いし、辛すぎる…

とはいえ、道中は楽勝だった。なぜならマキシムトマトが用意されているから。
ではなく、コピー能力「スマブラ」があったから。こいつはバランスブレイカーすぎる。
通常攻撃こそ地味だが、とにかくヤバい。
横攻撃は、発生が早く威力が高いハンマー!
上攻撃は、お手軽ファイナルカッター!
下攻撃は、無敵になれるストーン!
空中攻撃は2種類あるが、どちらも広範囲!

あまりにも道中が楽すぎて、もはやラスボスを倒すゲームと化していた。でもダークメタナイトも強かった。

まとめ

カービィ経験者におすすめの探索アクション。ラスボスは強い。以上!

プレイ時間は15時間
スマブラと攻略サイトがなければさらに掛かってたかもしれない…
100%クリアした証拠です
最後だけちょっと攻略サイトに頼ったけど


星のカービィ 参上!ドロッチェ団

2006年11月2日、DSで発売されたゲーム。
何気にDSでは唯一の星のカービィシリーズの新作だったりする(タッチとあつめては本編ではない、UDXは本編ではあるがリメイク)。
さらに、フラグシップが最後に手がけた作品でもあります。
筆者は中古ソフトを購入し、New2DSLLでプレイしました。

・サブゲーム

①刹那のティータイム
②スマッシュライド
③トレジャーシュート

①はタッチ、②ははじき、③はスライドと、どれもDSのタッチペンを活かしたミニゲームとなっている。
②スマッシュライドが特に人気らしいが、下画面で操作するのに見るのは上画面だけという仕様で、なかなか方向を調整しづらかった。そのハチャメチャ感も良いとは思うけどね?
てか、フラグシップ製カービィのワープスターを使うサブゲームって2つとも評価高いよな。ワープスターって偉大だな(拡大解釈)。

・メインモード

全体的に難易度が大幅に下がって、カービィ入門編に申し分ない感じだった。カービィ経験者ならサクッと楽しめると思います。
操作感は、鏡の大迷宮に比べてカービィが軽快に動いてくれるし、コピー能力も全体的に強くなっていた。ファイア能力のバーニングアタックで登り坂を自動で登ってくれた瞬間は少し感動したなあ(独特な感想)。

そして、独自要素がかなり多いけど、そのどれもが絶妙に「このゲーム最高やん!」とならなかった。めっちゃ楽しいではなく普通に楽しいに留まる的な。

特筆すべきは下画面のシャボン。

画像は公式サイトより
https://www.nintendo.co.jp/ds/akwj/copypalette/index.html

コピー能力や回復アイテムなどをストックしておける、まさに本作の目玉要素なのだが、シャボンを5つしか持っておけないのですぐに満杯になってしまう。
しかも、本作の収集アイテムである「宝箱(マリオでいうスターコイン)」もストックに含めてしまうので、フリー枠が2個しかない。致命的すぎる…
さらにシャボン同士の合成もできるのだが、仕組みがかなり型にハマった感じで、自由度が低いと感じるし、なんか分かりにくい…という印象を受けた。
光る部分はあるのに、結果的に変な部分が多くなってしまっているのでもったいないと感じました。せめて、宝箱はシャボンではない場所に別途保管だったらなあ…

・勝ち抜きボスバトル


今作のボスは難易度がイビツです。

Lv1:デデデ大王
Lv2:ミセス・モーリィ
Lv3:ボスクラッコ
Lv4:ヤドガイン
Lv5:ボーボー
Lv6:ドロッチェ
Lv7:メタナイト
Lv8:ダークドロッチェ
LAST:ダークゼロ 

Lv1~2はとにかく弱い。手応えなさすぎた。
Lv4~8は順当に強くなってて良い。ボーボーは初見でかなり手こずったけど何度かやって上手く対処できるようになったし、メタナイトはやっぱり強かった。
ラスボスの前座でもあるLv8のボス、ダークドロッチェは、歴代カービィボスの中でもかなり強めのボスとなっていて、実際かなり苦戦しました。
そしてラスボスは弱いです。

なぜ…???

ラスボスのダークゼロは、なんと第1形態しか存在しない。もちろん、戦闘後にシューティングが始まるわけでもなく、『星のカービィ史上最も弱いボス』という烙印を押されてしまった。メタ的なことを言うと納期不足だったんだろうな…と感じた。

え?
「Lv3のボスの説明を飛ばしてるぞ」って?

実はそいつが一番ヤバイんだよね…

ボスクラッコ

引用元→ https://youtu.be/Ys9LkX4E6UI
画像切り抜きが下手なのは申し訳ない…

こいつのヤバい点は主につ。
①攻撃範囲が広すぎる
②コピー能力によって難易度が違いすぎる
③Lv3にして今作唯一の第2形態持ち(!?)

②について、炎属性のコピー能力はほとんど詰みます。それは足場が雲だから。今作の雲地形は炎属性で消せるようになっているんだけど、この仕様が完全に裏目に出てしまっている…
①について、ボスが雲の足場をランダムに作っていくんだけど、穴が大きくあいていると横移動が遅いホバリングで移動せざるをえなくなり、そうなるとすばしっこくて広範囲攻撃を何度もしかけてくるボスの奇襲を避けるのが非常に難しい。あんま上手く説明できんけど、とにかく難しい。
③について、なんでなん!?と思った。とはいえ、形態変化が無かったらデザインを変える意味が皆無だっただろうからなんとも言えない…

結論:ボスの難易度がイビツ(双括型)。


・エクストラモード

本編をタイムアタックにしただけです。
100%クリアに関係ないとはいえ、見る人によっては手抜きに感じるかも。唯一の救いは、本編自体が短いから周回がカンタンなこと。


まとめ

カービィを初めてプレイする人や、手軽にアクションゲームをやりたい人におすすめ。ボス戦は大味でやや極端。以上!

プレイ時間は9時間未満
手軽さではカービィシリーズ最高峰かも?
エクストラは2時間切りに成功しました
勝ち抜きボスバトルもちゃんとクリアしました
能力はハイジャンプとトルネイドがオススメ



【全体のまとめ】

Switchに鏡の大迷宮が配信されることが確定しているので楽しみですね!-ボタンが押しやすいから、コピー能力を捨てるのがスムーズになりそう(独特な視点)。
今回紹介した中では「鏡の大迷宮」が個人的にオススメなので、もし配信された時は、ぜひSwitchの超絶綺麗なグラフィックで遊んでみてほしい!!


長々と書き殴りましたが、ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました!!

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