カービィのすいこみ大作戦をクリアした感想
(ヘッダー画像は『カービィのすいこみ大作戦 | ニンテンドー3DS | 任天堂』（https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000042835）より)
さて、もう今年も12月ですね。
↑時の流れが早すぎてこわい。
自分は10月から11月にかけてかなり忙しかったのですが、なんとか山場をこえかなり余裕ができたので、今は色々なゲームに手をつけているところです。
しかし、忙しがった期間になんとなくやってみたこのゲーム、完全クリアまで行けてしまったので、感想を書いていきたいと思います。
【概要】
2017年7月4日、3DSで発売されたゲーム。
ジャンル：アクション
プレイ人数：1人
CERO：A(全年齢対象)
発売元：任天堂
開発元：ハル研究所
3DSの星のカービィシリーズでは、サブゲームをパワーアップしてDL(ダウンロード)版専用ソフトとして販売する、という流れが存在していました。本作は、2016年に発売された『ロボボプラネット』のサブゲーム「カービィの3Dチャレンジ」を基に作られたDL版専用ゲームです。ちなみに値段は700円程度です。
https://topics.nintendo.co.jp/article/6830e331-bdea-11e6-9aaf-063b7ac45a6d
また、本作は「星のカービィ25周年」の年度に発売されたゲーム(の2作目)でもあります。
カービィのアニバーサリーの中では個人的に一番好きな年です。『ハンターズZ』は近所でそこそこ流行ったし、『すいこみ大作戦』で3Dカービィの可能性に希望を感じたし、『バトルデラックス』は完全クリアまでやりこんだし、『スターアライズ(本編)』は有終の美にふさわしい完成度(※さらに後にアプデが入る)。この流れマジで最高すぎる！！
とまあ、思い出話はここまでにしておいて、ここからは『すいこみ大作戦』のゲーム内容の説明をしていきます。
【ゲーム内容】
3D空間でカービィを動かし、敵を吸ったりはいたりして、ハイスコアを目指す。
3Dアクションのカービィとして初の作品であるためか、世界観は初代『星のカービィ』をイメージさせるものとなっている。BGMは、初代で流れるBGMが忠実かつ新鮮な雰囲気にアレンジされている。
ストーリーは特に無く、ひたすらアクションをするだけです。超絶シンプル。
ちなみにステージ構成は、
・Lv.1~2は4ステージ、Lv.3~5は5ステージ(最終面はBOSS)
・1つのLvのステージが全て金評価以上で同LvのEXが解放される
・ラストステージは、短い5つのステージをノンストップで攻略していくシークレット
以上47(実質51)ステージとなっています。
【良い点】
・操作がシンプルかつ快適
レイアウトがボタン配置と一緒で分かりやすい
基本操作は移動・ジャンプ・すいこみだけなので、操作がめちゃくちゃ覚えやすい。自分は新しいアクションゲームを遊ぶ時はひと通り操作を試す派の人なので、すぐに実践に移れるのが非常にありがたかった。これによって、久々にプレイする時も割とすぐ馴染めたりするし、シンプルっていいね！あとは(開発会社が一緒だから当たり前だけど)、操作感覚は原作の2Dアクションカービィと同じような感じだった。つまり、カービィを移動させるのがとっても心地よいということだ！安心と信頼のHAL研クオリティーが染みた。
・難易度がちょうどいい
DL版にしては難易度調整がかなりしっかりしていた。レベル1~2までは直感的にできるし、レベル3~4からは少々工夫しないとハイスコアを取れなくなる。EXステージは、コンボの難しさが跳ね上がる！
あとは、それぞれのボスにもある程度攻略法が存在しており、狙い通りに攻撃できたときは気持ちがよかった。
ただシークレットだけは飛び抜けてムズかった。しかし、ひとつひとつのステージが短めなのは、ノンストップでプレイすることを確実に配慮している証拠だからまあいいんじゃないかな(小並感)…でも自分はトラウマになったからなちなみに、金評価(ゴールドトロフィー)またはプラチナ評価を獲得するとEXステージが解放されるんだけど、ノーダメとコインコンプと敵全滅を堅実にやれば、コンボが割とテキトーでも金評価を達成できるので、その点も良いと思った。
【残念な点】
・空間把握がやや難しい
カメラを操作して視点を変更できる機能は無いため、サイドビュー視点の場合、高所から落ちた時や高所に登った時のカービィの位置の予測が難しい、なんて場面があった。特に登りはカービィの影が見えにくいので、「今自分はどの奥行きに居るのか？」が把握しにくい…
一応、ゴルドー(無敵の敵)を避けながら高所から落ちる場面ではトップビューなので、明らかな理不尽シーンは無いと思う。
・しゃがみ操作の影が薄い
良い点1つ目で出した、下画面に出てくる操作説明の画像で存在感を放つ「しゃがみ」、自分は使わずに完全クリアまで行けました。
ボスの攻撃を避けるときに有効らしいが、他の活用方法が思いつかん…まあ初代星のカービィも同じような感じだが。
また、初代の雰囲気を残すためか、後に追加されたしゃがみ関連アクションのスライディングができない。これは個人的に悲しい。
【まとめ】
当時からプレイしているため、実際にオールプラチナまでかけた時間は8時間ほどかな？
とにかく丁寧な作りで、遊んでいて過剰なストレスを感じることがほとんどありませんでした！
ボリュームも少なすぎず多すぎずちょうどよくて、多くの人が楽しめるゲームでした。これぞ3DSのダウンロード専用ソフトの傑作！
2022年に3DS(とWiiU)のeショップ新規購入終了の告知以降、様々なゲームのおすすめ情報を色々見てきましたが、その際に本作が多くの人からおすすめされていたのも納得の完成度だと思います。だからこそ、いつか来るであろう『ロボボプラネット』の移植/リマスター版に、本作の高画質版移植を何卒よろしくお願いしたい…！(パッケージ版に同梱すればより多くの人がプレイできるから)