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立体ピクロス2をクリアした感想

(ヘッダー画像は本作の商品紹介ページから)

3DSとWiiUのオンラインがもうすぐ終了しますが、みなさん元気ですか?自分は致命傷です。思い出が消えるの悲しすぎるわ…

 
って前置きはさておき(良い韻)、オンライン終了が迫っている3DSで、自分は何を血迷ったかオフラインのゲームをプレイし始め、プレイし終わりました。それが今回紹介する『カタチ新発見! 立体ピクロス2』です。
本作をプレイするまでは、自分はピクロスが得意だ!と自信を持っていたけど、普通にめちゃくちゃ苦戦しました。ゆるめのヒマつぶし感覚でやろうとしたら痛い目を見たので、3DSのオンラインが終了した後に本作をプレイする方がいらっしゃれば、この記事を読んでくださると嬉しいです。

ちなみに、例の如くamiibo限定要素は未プレイです。いつかやるやる詐欺




【概要】

パッケージ画像はアマゾンより↑

2015年10月1日、3DSで発売されたゲーム。
ジャンル:パズル
プレイ人数:1人
CERO:A(全年齢対象)
発売元:任天堂
開発元:ハル研究所
 
 

本作の開発は、カービィでおなじみハル研!DSで発売された立体ピクロスでも開発を担当している。

『立体ピクロス2』の国内売上は10万本らしい。意外と売れてるんだな…。


【世界観】

穏やかなカフェに置いてある雑誌を読んでいくみたいなノリで立体ピクロスを解いていく。それぞれのBGMにはテーマが決まっており、喫茶店で流れてそうな雰囲気のものが多い。


【良い点】

・勘を一切使わずに解けた
自分がプレミしていたら申し訳ないけど、おそらくピクロスの理論をもって問題に挑めば確実に解けるようになっている。もし本当かどうか確かめたければ、すべての問題でヒント機能を使ってみるといい(丸投げ)。
 

・パズル操作がやりやすい
どんな人でもある程度快適に操作するには、これ以上の出来はないであろうほど洗練されていると感じた。ちなみに、操作時の処理落ちは(最終問題以外)ほぼまったく無かった。色んな処理が密集してそうなゲームなのに快適にプレイできたのは地味だけどスゴい!
 

・難易度が3つもある
立体ピクロスが初めての人も、慣れてきた人も、じっくり考えるパズルゲームが得意な人も楽しめる!作問とテストプレイにどんだけ時間が掛かったんだろう…と不安になるほどすごいことしてるよねこれ?
ただし、ビター(最高難度)じゃないと最高ランクの宝石がゲットできない仕様なので、この点は賛否が分かれそう。
 

・鑑賞モードがある
完成したグラフィックや背景などを、下画面をスライドして隅々まで見ることができる。また、(自分はNew2DSLLでプレイしたので分からないけど)3DSの立体視に対応しているらしい。
ちなみに短い解説も付いてくる。正直こっちの方が良いと思ったし、この機能は本家ピクロスにも逆輸入してほしいなーと思った。

 

【残念な点】

・左利きに厳しい
パズル時のコマンドは(青/橙マーク、青/橙塗り、破壊の)5つあり、スライドパッドかボタン長押しでコマンドを指定する。しかし、左利きだとスライドパッドを使いながら快適に操作することはできず、実質ボタン操作しか使えない。
まあこれはゲームじゃなくて本体の仕様のせいだからしょうがないけどね…。Cスティックで強引に対応させても使う人いなさそうだし。自分もスライドパッドの操作感を試してみたかったなあ…
 

・爆弾で「0」の列を壊すのが遅い
爆弾を使うと、「0」の列のブロックを自動で壊してくれる。なお、爆弾でブロックを壊している間は他のコマンドを封じられる。
序盤の問題や小さめの盤面の場合なら気にならないが、0のブロックが多いと長くて9秒近く待たされることがある。些細と言われれば些細だけど、せっかちな人は気になりそうな点。
 

・ポーズ画面でオプション変更が不可
爆弾機能やヒント機能のオンオフや、操作方法の変更ができるオプションは、ファイル選択時のメニューからしか変更できない。ジュピター製の『ピクロスe』『ピクロスS』など(ポケモンピクロス以外)では問題プレイ時のポーズ画面からオプション変更できるのに、なぜ簡素なメニューに改変してしまったんだ…。少なくとも、操作方法の変更くらいはポーズメニューに入れるべきだったと思う。
 

・ほぼ全てタッチ操作
パズル中はさすがに無理だろうけど、せめて問題選択画面ではボタン操作で色々できるようにしてほしかった。鑑賞モードでは特にだけど、「Bボタンでメニューを閉じる」がなかったのが個人的に不満。
 

・ファンサービスが控えめ
amiibo関係なく任天堂に関する問題があるのかと思いきや、まさかの「WiiFitU」しかなかった。説明文を見ても「マイク」程度しか載ってない。他のファンサービスといえば、せいぜいカービィっぽいSE程度。
ハル研にしてはここまでファンサービスが少ないのは珍しい気がするので、『ピクロスDS』以降のピクロスシリーズの作風の影響を受けたんだろうと思う。
 


【まとめ】

プレイ時間は73時間
今までの感想記事で最もプレイ時間が長い!

ビター×ノーヒント×ノーミス縛りをしたが、本当にめちゃくちゃ難しかった。とにかく1個1個の問題にかな〜り時間が掛かる。10分以上掛かることはザラにあるし、詰まると30分以上なんてことも!?
以前の今までプレイしたピクロスで個人的に最も難しかったのは『ピクロスDS』だったけど、今回のプレイを通してぶっちぎりの更新が決まりました。ただしビターしかプレイしてないので、パズルに自信が無い人は難易度を下げてみてください。

その分、達成感は普通のピクロスより何倍もデカかった!1日1問プレイでも1年続くコスパの良さがあるので、中古で見かけたら買うことをおすすめします。
※ただしゲームで3D酔いしやすい方は注意!
 
 
 
 
 

【余談】

3DSソフトの公式紹介動画で、「女性におすすめのソフト」ってのがあったことを思い出した。動画の最初に本作が紹介されてます。
今だったら炎上しそうだよなこれ…。紹介してる作品がどれも男性にもおすすめできそうなこと含めて危険な宣伝だし、この手の動画は二度と出ないだろう…。
 


本作をプレイするのが思ったより長引きすぎて、3DSとWiiUの終活がギリギリになりそう…。一部の要素は諦めるつもりだけど、サ終までに諸々の作業が間に合うといいなあ。

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