蝦蛄
君は蝦蛄を知っているか!ん?読み方わからない?シャコだよシャコ。シャコを知ってるか聞いているんだ。知らない?君は蝦蛄を知らないのにnoteの世界にやってきたのか。私もあまり知らんけど(知らんのかい)
では蝦蛄について語ろう
蝦蛄っていうのは寿司ネタになっている紫色のきっしょい奴だ。でも最近蝦蛄なんか食べたかわからないので嫁さんに
「スシローに蝦蛄なんてあったっけ?」って聞いたら
「スシローに車庫はあるやろ」って返されたんだぜ。話が通じないんだぜ
蝦蛄っていうのは昔近所の地域密着型寿司屋兼丼物うどんそば配達してくれる店で寿司の盛り合わせ頼んだ時についてくる(ほんまか)ネタだぜ
Wikipediaみたら海老よりもあっさりとした味と食感を持つってあるから海老で事足りるんだぜ。なのに海老入ってるのに蝦蛄も入ってるんだぜ
昔はなんのこっちゃわからないので貝の一種だとおもってたんだぜ。だが生きている蝦蛄を目の当たりにしたんだぜ。ベトナムのなんとかっていう海でクルーズしていたときに昼ご飯を食うことになったんだがそこで茹でたての蝦蛄を食べることになったんだ
「きしょ…」
なんじゃーこりゃあ!貝の一種だとおもっていた蝦蛄はカマキリの親玉みたいな生物だったんだぜ!これを食べなきゃいけないんだぜ。マッドサイエンティストがカマキリと海老と大王グソクムシのDNAを抽出して作り出した自然界に存在しない生物のようなんだぜ
海老と蟹はバラバラにするのになんの罪悪感もないのに蝦蛄をバラバラにするのは気持ち悪いんだぜ。海老や蟹は海の幸感強いのに蝦蛄は巨大化した昆虫感が強いんだぜ
蝦蛄は死んだら自らの体を溶かすので茹でたての蝦蛄は美味しいはずだが、剥く気持ち悪さが勝ってなんとか食べたけど味はもう覚えてないぜ
次の日夜にご飯食べに行ったら水槽にまた蝦蛄が泳いでいたんだぜ。シーマンティス(海のカマキリ)って書いてあったぜ
江戸時代はシャクナゲって言われてたらしいぜ。シャクナゲの花の色に似ていたからだそうだぜ。シャクナゲ色に黄昏る遥かな尾瀬遠い空だぜ
環境の変化に強く東京湾が汚染されていたとき東京湾最後の生物になると言われていたそうだぜ。やっぱりきっしょいぜ
昔「エビボクサー」って映画があったけど(観てない)私の記憶が確かならエビっていっておきならがあれシャコなんだぜ。可哀想なやつなんだぜ。千葉にあっても東京ディズニーランドと同じ理論なんだぜ
「シャコボクサー」って言われたら蝦蛄を知らずにnoteの世界にやってきた奴らはちんぷんかんぷんなんだぜ。だからエビに言い換えられてるんだぜ
ちょっとは蝦蛄について勉強になったね。うん、noteの世界で頑張ってね