見出し画像

ランドセル症候群

ヤフーニュースを見ていたらランドセル症候群というのを見かけた

小学生が重いランドセルを背負って長時間通学することで心身の不調をきたすということらしい

ランリュックにすればいいのに

ランリュックとは京都府南部その近辺一部地域で使用されている小学生のカバンのことである。ランドセル+リュックサックが合体した大変便利な背負うタイプのカバンである。色は黄色がメインだが最近では赤や青があるようだ

このランリュック、正式にはランリックというらしい。それはリュックサックを当時のえらいさんがリックサックと発音していたのでランドセル+リックサックということでランリックとなったのだが

私らはランリュックと呼んでいた。なのでこの先もランリュックと発音したい。そもそもリックサックが関西訛り(?)なので直してあげているのである。でも本当は英語だとラックサックが近いらしいが。なので正式な商品名ランリックで呼ぶとしましょう

1968年に長岡京市か向日市あたりで(調べろよ!)開発されたということで私と同期である。そんな同期が私が小学校入学時にはみなランリックを背負うことになっていた

まずこのランリックが生まれた経緯が貧乏な家の子(言い方!)がランドセル買えないのでイジメられていたという手紙を送られてきたからだったということである。全員がランリックならばイジメられることもない

私が子供のときはランリックが当たり前でイジメるとかはないがランドセル背負っている子を見て「なんで?」とおもっていた。推測だが地方の祖父母、親戚が勢い余って早くに買ってしまったのではないだろうか?

この地域の大型スーパーや商業施設にカラフルなランドセルがたくさん並んでいるのを見ると「いや、売れねえだろ!」とおもってしまうのである(地方の孫とかに買うのかもしれないけど)。それぐらいこの地域ではランリックが当たり前なのである

私の記憶では子供の頃5000円しなかったのではないかとおもう。現在でも10000円するかしないかぐらいであろう。ランドセルは4~6万が相場らしいので仮に一回壊れてもランドセル買うより全然安い。ちなみにうちの子供は一回も買い替えせずに卒業しました

遠足に行くときもわざわざリュックサックを買う必要がない。それによって余計なお金を使う必要もなく非常に経済的である

ランリック買うことでランドセル買う必要がなく、リュックサックを買う必要もない。オフェンスリバウンドを取って点を入れたら相手の速攻も止めて点を取る、つまりプラス4点分の働きか(くわっ)というのと同じである

そして軽い。300gぐらい軽いらしい。つけ麺大盛り1杯分ぐらい軽い。小学生にはつけ麺1杯分は大きな差である。大きいか?私にはわからないが大きいのであろう

ランリック背負ったら軽いからランドセル症候群にならないのだ。最悪それでも心身の不調をきたしたらランリック症候群になるだけである(あかんやろ)

このランリックが大変優れモノなのに何故全国に広まらないか疑問である。私の推測であるがランドセル協会とかそういうものが政治的にどっかとつながりがありランリックを妨害しているのではないかと考える

実際検索で「京都 共産党」と打つと「京都 共産党 強い」って出てくる。そういう土地柄があるのでランリックがはびこっているのかもしれません。知らんけど

最近ではサラリーマンや女子高生が丈夫で逆にオシャレということで買い求めているらしい。にわかに信じがたいが私も今使っている通勤用リュックが壊れたらランリック背負ってバイク通勤しようか

いや、今使っている通勤用リュックよりランリックのほうが高いじゃないか

ランリック買う金もない貧乏なのかとイジメないでほしい

スープラ欲しいんですけど〜