回想録 一、~3才まで・内山
一、内山村本郷5643番地に、佐藤家の長男として昭和10年10月5日生れる。家族は、父(喜和太)、母(志つ代)と祖母「いつ」の3人。
写真下の段真ん中が祖母のいつ。下の段左端が父の喜和太。写真上段右端が喜和太の兄の庫治、その隣が祖父。
父、喜和太と、母、志つよ。抱かれているのが自分。後ろの女の子は母の妹。
記憶はないが写真が残っていたので、載せておく。
1、余り記憶はない
祖母に連れられて、裏の2つの寺や床屋の赤沼さん、下の大塚さんの家へ行った。呼ばれ方は「ゆき坊」。
他に子守りを松崎さんの上の姉妹にしてもらったそうだ。それが元で親戚同様の付き合いが続いた。
父の上の庫治さんとは、おくさんの松代さんと祖母の仲が悪く、長男の庫治さんが家を出て独立したためつきあいは余りなかったらしい。
※祖母は横浜で生まれ、早くに母親が亡くなり、下の大塚さん、元(佐藤)の家で育てられたそうだ。近所の人とのつきあいは少ない。
義太夫の本や、大正琴を持っていて、村の百姓の人とはあまり親しくなかったようだ。