想いで創る場
今週は月曜日から仕入先メーカーの会があり、東京へ行っていました。
丁度その3日には、障がい者雇用においてアドバイス頂いている、リベラル株式会社の上田さんが、親会社の命で横浜で展開される事になったコワーキングスペースSTAYUP横浜のオープン日でもあったので、オープニング前に立ち寄り、見学させて頂きました。
横浜駅界隈では多分一番広いであろうというスペースは、色々なケースに対応するスペースが設けられていましたが、様々な働き方を支援していくとの事で、これから楽しみです。
代理店会の懇親会を終えて、二次会には行かず、英治出版さんの会員制のコワーキングに行くと、海士町の阿部さんや厚真町で今度起業されたという成田さんがおられ、遅くまで熱く語り合い?ましたが、この二人とも、某大手自動車メーカーを投げうって過疎地域に入り込み、活動しておられる方々で、ふらっと寄ってもそんなメンバーに会えるのが、baseの魅力です。
出張から帰った翌日は、京都府立すばる高校の先生が、ウエダ本社でPBL(プロジェクトベースドラーニング)を実施したいとの事で来られました。
大学生のPBLはこれまで何度も受けてますが、公立高校でこんな授業を行なう事に驚きましたが、”働く”という事を分けて考えるのではない!と、普段から唱えている我々としては、積極的に受ける事にしました。
丁度、今週東京でも、ある連携先の方から、ウエダ本社やUtena worksで、高校生の息子さんをインターンさせて欲しいという依頼を受けたのですが、実際、Utena スタッフのお子さん達が、我々の会社に出入りする様になって、大きく変化されたとの事を聞いて、大変嬉しかったのと共に、我々の場や風土を生かしてお役に立つ事を模索していきたいと思っていたところでした。
金曜日には、うちのスタッフがオカムラさんのイベントで知った、岡山のワークスマイルラボという会社にスタッフと共に見学させて頂いたのですが、何と岡山で我々より古い100年企業で、今年まで石井事務機センターという社名であったコテコテ?の事務機屋さんが、見事に転換されているのですが、やはり同業で長い歴史のある会社さんなので、展開や動機、潜り抜けて来た壁が同じで、元の同業界にこんな会社があった事を嬉しく思いました。
しかも、我々よりも倒産の危機に直面された時期は遅く、今の展開にされたのも遅いのに、短期間で仕組み化もしっかりされて、成果にもつなげておられる点に感心しました。
今、オフィスが見直されたり、コワーキングスペースが乱立してきたりしてますが、やはり問題は、その器やハードではなく、そこで誰が、何をするのか?そしてそれは、どんな想いからなのか?で集まる人が代わり、場の雰囲気が全く違うものになり、そこに集まる人までも変えてしまうのです。
一週間を振り返ってみても、そんな”場”についての”価値”を感じる事ばかりだった様に思います。
ウエダ本社が何をするのか?に興味が集まり、それはどんな想いから行うのか?それをしっかり語っていける様にしていきたいものです。
そして、それを一番大きく発信する場が、毎年の京都流議定書です。
8月6日、7日の二日間は、我々がどんな想いを発信するのか?を見に来て頂きたいですし、それから感じられた事を、それぞれの方が、それぞれの想いで場を創っていって頂けたら、閉塞感漂う、会社や業界も、そして日本も変わり出すと思います。