楽観論への転じ方
今週も社員面談の続きからスタートしました。
これは四半期(三か月)毎に行うもので、年度で決めた目標に対しての進捗、振り返りを行い、次の三か月はどうする?を話して考えてもらうものです。
一番馬鹿らしいのは、真面目にしっかりやっているのに、成果に結びつかない事でそうならない為には、目標を決めて、それに対しての計画を立て、振り返りを行うPDCAを行っていかなくてはなりませんが、特にこの振り返りと見直しが重要です。
今週の動きで特徴的だったのは、二つの大学の学生と、二つの業界誌からのインタビューと、龍谷大学大学院での授業もあった事です。
又、それに加えて、うちの会社に興味を持って頂いての来客も、同様に色々と聞いて頂けるので、私自身の振り返りの、良い時間となっていました。
講演や授業は、ウエダ本社の展開や、オフィスや最近は働き方についての考え方と展開についてですので、自分自身の整理になりますが、インタビューや質問は、考えてみると・・とか、そう言えば・・確かに今の根は以前から有ったとか、今と繋がっているなど、思わぬ気づきを得たり、そもそもを考え直す事にもなって良い振り返りの機会となっています。
大学生の頃から、”成功してある一定の資産を得た後は、世の中の様々なハンディキャップのある事に対して全て費やしたい”と、言っていたり、30歳の時に独立した理由の多くは、その先の人生を考えて、時間と場所に縛られず仕事しながら、年の内、半分くらいを海外で過ごしたいと思っての事で、そんな働き方ができる様にする為であったり、独立してから、その業界では売れなくなった物を視点を変えて、違う業界に展開したり、違う使い方で売ったりしていた事など、全部、今のウエダ本社で行っている事と繋がっていて、その源流は同じなのだと改めて感じます。
スタッフには変化を求める様な事を色々と言ってますが、やはり人は、そう簡単に変わらないのでしょうね(笑)
ただ実際は、スタッフ達に、”変われ”と言っているのではなく、自分の得意な事、やりたい事を見つけて、会社の方向性の中でそれを繋げていく様にしてほしいと言っているだけなのですが、うまく伝えられていないと思います。
ただ一つ変えないといけないのは、やろうとする意志だけだと思います。
アミタの熊野会長は、人間は成り行きに任していると悲観論になる。
楽観論には、意志が必要だと仰っていましたが、まさに、そうしよう!と自らが思わないと何も実現には向かいません。
そして、そうしようと思う方向を間違えば、とんでもない方向に行ったり、全く成果が出ないという事になってしまいます。
未来を想像してみて、そこに向かう目標を立て、それをやろうとする事、まずはそうしようと思う事から楽観論に転換したいものです。
コップに半分水が入っている状態は誰が見ても同じです。
それを、半分もあると思うのか、半分しか無いと思うのかで、繋がっていく人、集まってくる人は違ってくると思いますし、すると、人生までも全く違うものになっていくのではないでしょうか?