コロナワクチンという、職場復帰への壁

昨日、私が仕事から帰ると、妻からこんな話を聞いた。

妻「今日職場から電話がかかってきて、育休明けの職場復帰の時期を聞かれたの。あと、今職場で3回目のコロナワクチン接種が受けられますけど、受けに来ますか?って。」


帰宅早々、後ろから後頭部を鈍器でぶん殴られたような感覚を覚えた。


妻は現在、次女の育休中だ。今年の3月で育休期間が終わるので、4月から職場復帰する予定だった。


私と妻は、2人ともコロナワクチンを1度も接種していない。最初はただの様子見で接種を見送っていただけだったが、今ではワクチンが感染予防の観点では何の意味も無く、健康リスクばかりが高いことが分かったので、今後も接種するつもりは一切なかった。


ところが、ここで妻の方に問題が発生した。


職場からの3回目のワクチンを受けに来ますか?という問いに対して、まだ1度も接種していないので大丈夫です、と返答すると、


『どこで受けても問題はないので、早めにワクチン接種を受けてきてくださいね』


と、言われたそうなのだ。


おいおい、ちょっと待ってくれよ。


受けるか受けないかの意思確認じゃなくて、接種してきてくださいね、だって?


妻の話を聞いたときに、どうにも最初から違和感があった。「3回目の接種を受けられますけど、受けに来ますか?」という問い。これって、もう2回目までは接種が完了していることを前提に話をしているよね?


あの会社では、ワクチンは接種するのが当たり前、という風潮になっているのか。


なるほど、さすがは俺が嫌になって辞めた会社だ(妻とは職場結婚)。ワクチンハラスメントなんて知ったこっちゃない、ということか。


しかし、ここにきてワクチン問題か・・・・・。困ったことになった。


先に言っておくが、私も妻も陰謀論者では断じてない



ワクチンを打つと5Gで操られるとか、マイクロチップが入っているとか、ワクチンの目的は人口削減だとか、DSがどうのとか・・・ネットでたまに見かける、俗に言う陰謀論。あれらは毛筋ほども信じていない。


ただ、長期的な身体への影響を考えたとき、10年後、20年後に何が起こるか分からない、という意見には同意である。それはそうだ。そもそも治験中のワクチンであり、長期データは世界中のどこにも存在しないのだから。


私たち夫婦がワクチンを打たないのは、ただ単純にリスクがベネフィットを上回ると判断したからである。


妻の職場は介護施設だ。老人福祉という仕事の性質上、もしワクチンに感染予防と、人にうつすことを予防する効果があったなら、不本意ながらも接種しただろう。


しかし、現在の日本の感染状況を見れば分かるように、ワクチンに感染予防効果は一切ない。それは海外の研究機関による研究でも明らかになっていることだ。


感染は防げず、人にもうつす。でも、重症化は防ぐ(らしい)。


なるほど。それなら、重症化したら死亡リスクが高い高齢者や、基礎疾患がある人だけ打てば良いのでは?そう考えずにはいられない。


幸い、私たち夫婦は基礎疾患も無く、極めて健康体である。34歳という年齢を考えると、自分がもう若者ではない自覚はあるが、少なくとも高齢者ではない。コロナにかかったところで、重症化するリスクは低いだろう。


半面、コロナワクチンには重篤な副反応や、最悪死亡するリスクがある。個人的な意見だが、私はコロナウイルスよりワクチンの方がよほど怖い。


かかっても死なない、健康な30代なら軽症か無症状で済んでしまうウイルスに対して、ワクチン接種の方が明らかにリスクが高い。どう考えても、打つメリットの方が少ない。だから打たないのだ。


とはいえ、だ。


ワクチン接種を強硬に拒んだ結果、会社での居心地が悪くなったり、妻が何かしらの不利益を被る可能性がある。あの会社はそういう会社だ。


それでも、妻はもう10年以上あの会社に勤めている。妻なりに思い入れもあるだろうし、長く勤めているからこそ、仕事のやり方も分かっているし、いろいろと融通も効く。


子供のことで変化の激しいこの時期に、働き慣れた職場を変えるのは、妻への負担が大きい。


妻だって、接種はしたくないと言っている。けれど、妻の性格上、会社内の同調圧力にはおそらく耐えられないだろう。私のように、全ての圧力を弾き返す気の強さも持ち合わせてはいない。


「いっそ辞めて、次女と一緒にチラシ配りのバイトでもしようかなw」なんて言っていたが、本音は辞めたくないはずだ。


もちろん私も、妻には接種してほしくない。だが、もし妻が自分の意志で接種すると決めたのであれば、反対はできない。一人の大人が決めたことなのだから。


願わくば、話し合いで円満に解決してほしい。リスクマネジメントの観点から接種を勧める会社の意向は理解できるが、接種は強制ではない。打たないという選択肢があって然るべきだ。


もし、未接種では復帰できないなどと言われたときには・・・・・そうだな、まずは厚生労働省にでも相談してみようかな。


自分だけのことなら全面戦争の構えだが、妻のこととなると下手に手出しはできない。なんとも歯がゆい思いだ。


いい加減、みんながワクチン信仰から目覚めてくれることを切に願うばかりです。


ではまた。

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